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花六十八輪 ページ19

授業参観のあと、母さんが少しだけ時間があると言うので、みんなで廊下を歩きながら話すことにした。


美和「Aも絵麻も頑張ってたわね!」
侑介「俺は頑張ってないことになってんだな」
A「侑介は先生にかけられたとき絵麻に答え教えてもらってたじゃん」
美和「うちには優秀なのがいっぱいいるから勉強では困らないと思うんだけど」
侑介「兄貴達と違って悪かったな」
絵麻「侑介くん、何も頭悪いとは言ってないよ?」


それは全然フォローになってないよ…逆に侑介が可哀想になってきたよ←フォローどころか侑介を傷つけてることにすら気づいてないんだもん。



美和「…会社継いでもらうたいけど侑介に任せたら会社が潰れちゃうわ」
侑介「そんなに俺が信用できないのか!?」
A「ぷっ…あはははっ!」
絵麻「…ふ、ふふ」
侑介「そんなに笑うことねぇだろ!!」


これには絵麻も耐え切れず大笑いしてしまったみたい。実の親に信用されてないってマジうけるんですけど。


美和「あら!もうこんな時間」
A「もう?」
絵麻「しょうがないよ、美和さんは仕事を抜け出して来たんだから」
美和「後のことは右京に任せてあるから、また今度ね!」


母さんは台風のように去って行った。
じゃあ僕達もマンションに帰ろうかな。


A「じゃあ帰ろうか」
絵麻「うん、侑介くんは一緒に帰れる?」
侑介「あ、あぁ」
A「久しぶりにみんなで帰れるね」


絵麻とは一緒に帰ることは結構あったけど、侑介はいろんな部活の助っ人でなかなか帰る時間があわなかったんだよね。


侑介「おめぇら、少し止まれ」


駅まで来たところで侑介が怖い顔をして僕達の後ろに立った。

侑介「おっさん、こいつらに何か用か」

そこには30代くらいのおじさんが立っていた。


?「っ!?い、いや何も…」
侑介「なら、学校からつけて来たのは何でだ」
?「っ!」
A「あっ、おじさん!」
絵麻「…ありがとう侑介くん」
侑介「おめぇらあのおっさん見覚えあるか」
絵麻「ううん、ないよ…」


何だろう…すごく引っかかるような…。もしかして見たことある?


侑介「A?」
A「えっ!あ、ごめん」


気のせいだよね…ストーカーなんて気味悪いなぁ…。









?「すまない…A、俺は___」

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のり - マレさん» ありがとうございます!1年近く更新していなかったのですが、読んでくれてる人がいたことに正直びっくりしています笑せめて完結させたかったので講義の合間に更新しますので気長に待っていてください! (2020年7月6日 17時) (レス) id: 7dd5afd3b5 (このIDを非表示/違反報告)
マレ(プロフ) - はじめまして!一気に読んじゃいました!!続き待ってます! (2020年7月4日 0時) (レス) id: dbfa7fe28a (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - ゆこさん» 更新進んでいますかね笑ほとんどかいてないけどな頑張ります笑 (2018年1月17日 22時) (レス) id: 85da798f24 (このIDを非表示/違反報告)
ゆこ - あけおめ!甘い日々の方にコメント書いたので時間取れたらみて(^v^)♪ストーリー進んでる(*^_^*)♪続き楽しみだよ! (2018年1月17日 15時) (レス) id: 856b74be47 (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - 更新できなくてすみませんでした!こんな私ですがこれからもよろしくお願いします。 (2017年9月27日 16時) (レス) id: 71985afbb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のり x他1人 | 作成日時:2016年3月6日 15時

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