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568話 誰も知らない未来 ページ18

ジェイドside




花を見て目を輝かせるあなたも、



そんな花に囲まれはしゃぎくるくると回るあなたも、



虹を見て綺麗に笑うあなたも、



全部、ぜんぶ愛おしくて、



昨日、1日掛けて魔法で花を咲かせた甲斐があります。




貴「ジェイド、ありがとう」





そう貴方が言ってくれるだけで、



笑ってくれるだけで、昨日の疲れなんて、どこかへ吹き飛んでしまう。




これからも、あなたと生きて笑いあって、愛し合いたい。




そしていつかは、僕の全てを、貴女に捧げたい。


いつまでもこの幸せが続くようにと、彼女を抱きしめた。





だけど、今の僕はまだ知らなかった。



破滅と、終わりが、近づいてきていることなんて。



知る由もなかったんだ。



あぁ神様、どうか僕から……僕達から、



もう何も奪わないでと、未来の僕はこの花園で叫ぶだろう。

569話 寂しがり屋の彼は→←567話 虹のかかる花園



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のん - すっごく面白かったです! (2022年3月25日 19時) (レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん!コメントありがとうございます!!更新頑張りますっ!! (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
- 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください! (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年11月26日 23時

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