15話 努力 ページ15
そしてある日のこと。
オクタヴィネル寮、寮長室にて。
アズールside
貴「ねぇせっかく寮長になったのだけど、つまらないわね。問題も起きないし…。」
アズ-ル「全く、問題など起きない方がいでしょう…。
大体あなたに脅えて大人しいんですよ。」
貴「そう…私、怖がられてるの?
ショックね…。」
コロコロと表情が変わるAさんは見ていて面白い。
一体あなたは何を考えているんですか?
アズ-ル「でしたら僕と契約しますか?
なんでも叶えますよ。それなりに対価は払ってもらいますが…。」
だけど意外な反応を見せたのは彼女だった。
貴「これがあなたの黄金の契約書ね…。
素敵なユニーク魔法…。本当に面白い能力。
貴方は一体どこまで努力をしてきたのかしら…」
アズ-ル「努力だなんて…。」
貴「いいえ。あなたの努力がその力を見つけたのよ。
本当に、頑張ったのね。偉いわ。」
そう子供を褒めるかのように頭を撫でられる。
アズ-ル「なっ…!やめてください…」
だけど不快では無かった。嬉しかった。彼女に認められた気がして。
貴「ふふ…やっぱりアズールあなたは面白いわ。私が目をつけただけある。
だけど契約は遠慮しておくわ。私には差し出せるものなんて何も無いもの。」
そんなことは無い。貴方の魔力も能力も優れているし、人を惹きつけるその力も欲しいくらいだ。
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ヒスイ(プロフ) - 名無しさん» 感想ありがとうございます!嬉しいです(*^^*) (2022年9月5日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
名無し - とっても面白かったです!!思わず、顔がにやけてしまいました! (2022年7月23日 18時) (レス) @page50 id: 47c8a79880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年7月31日 0時