【番外編2】怪盗とクリスマス�� ページ48
暦side
『今夜0時丁度、夜空に煌めく星屑を頂きに参ります。
________怪盗"Knights" 』
夏目「何なノ？このふざけた文章。」
今朝、予告状の知らせを受けてやって来た私たち。その文面を見た夏目さんは怪訝そうな顔をした。
暦「夜空の星屑、駅前に飾られている"イブ"でしょうか………？」
此処から近い、都内でも大きな駅の前で行われている大手宝石店のイベント。
イエローダイヤで作られた星形の髪飾り"イブ"は今日明日の2日間限定で屋外に展示される。
世界に１つしかないそれは、正に『夜空に煌めく星屑』だ。
千秋「恐らくそうだろう。予告まで時間がない。急ぐぞ！」
そうして私たちはすぐに現地へ向かった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
広場の中央に置かれたショーケースを取り囲むように集まってくる人。
主催側の以降で例えリスクがあってでも0時の消灯式をやりたいんだって。
翠『えーと……、今、23時52分。下車人数が軽く5000人越えてる。結構盛大にやるのかもね。』
無線から聞こえてくるのは翠くんの声。彼は今駅屋内に行ってもらっている。
暦「了解！千秋さんが戻って警備って言ってたよ」
翠『はあ、人使いが荒い………鬱だ………』
翠くんの言った通り、消灯式はCMとかもやって宣伝していたすごく大きなイベントだ。きっと今さら中止なんて言えないのかもね。
それにしても、人が多すぎる。これじゃ一般人への被害の可能性もある。
それより問題なのは、何処からか"Knights"の情報が漏れてしまったことだ。近くの女の子２人組は「本当に"Knights"来るかな！？」なんて話してる。
そんな事を考えていると、駅を照らしていた鮮やかなイルミネーションがぱっと消えた。
千秋「！？」
夏目「こレ、演出？書いてなかったよネ。」
事前に知っておいた消灯式の演出にいきなりイルミネーションが消えるなんてなかったはず。
じゃあ、
翠「…………！、今確認したら、イルミネーションの電気を送るシステムだけ落ちたって！多分、ハッキング………」
必死に状況を整理する私たち。大丈夫、まだ0時になってないから宝石はあるはず…………
その時、暗闇の中で私のすぐ後ろを誰かが横切った、気がした。
暦「………っ！」
夏目「暦っ！？」
横切った影、私はそれに見覚えがあったはずだ。
暦「……………待って！レオくん！！」
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みゅー(プロフ) - catさん» はじめまして！面白いと言ってくださって本当に嬉しいです♪更新がんばります！ (2017年10月15日 15時) (
レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
cat(プロフ) - 初めまして！すごく面白いです！早く続きが見たいです！更新､頑張って下さい！応援してます！ (2017年10月15日 13時) (レス) id: 5956e8d0c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 御霊tさん» ありがとうございます(^○^)是非楽しみにしていてください！！ (2017年10月15日 10時) (レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - とても面白かったです！続きがすごく気になります。更新頑張って下さい。応援してます。 (2017年10月15日 6時) (レス) id: 290a03293f (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 颯碧さん» ありがとうございます！更新頑張りますね♪ (2017年10月3日 18時) (レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅー | 作成日時：2017年10月3日 2時
