39:とある少女 ページ46
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とある少女の話をしよう。
彼女は幼少の頃から"天才"と呼ばれていた。それも、テストでいつも100点や、どんなスポーツもこなせる、などというレベルではなかった。
全国模試ではいつも一桁の順位、小中高と武道をたしなみ、気配で人を察知できるまでに成長した。
相手が嘘をつけば、ほんのわずかな息づかいですぐわかるし、一度五感で記憶したものを忘れることはなかった。彼女の天才ぶりを上げればきりがない。
彼女は、天才だからこそ友達がいなかったし、友達を必要だと思わなかった。
常に無表情。前だけを見据え、回りからは何を考えているかわからないと気味悪がられた。
そんな彼女の未来は『警視総監』だ。これは夢ではなく決定事項だった。
実際に彼女にとってそれは難しい話ではかった。
＿＿＿＿＿＿彼女が、怪盗という
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「天才は『演技力』を身につけました！本物のような笑顔に、本物のような言葉。"恋"が、少女の人生をかえたのです。ああ！なんて素晴らしいのでしょうっ………☆」
泉「何、急にさけびだして。てか警告ってなんなのぉ？さっさと話して帰ってよね。」
「嗚呼すみませんね……！」
警告と言う言葉に力が入る2人。と思ったら急に訳のわからないことを叫び、意味不明、という感じだった。
泉の不機嫌を感じ取った『道化師』は話を進める。
「先日の件、その後少し変装して潜入してみたんですよ」
何処にと言わないのは、勿論2人が何のことか理解しているからだ。
「そうしたら、私の存在だけではなく、私が渡した睡眠ガスの産出と販売国を調べあげ、輸入ルートから我が『主』の存在に気づき始めているではありませんか！！」
レオ「……っ！？」
『道化師』に主人がいることは知っていた。それが"Knights"の敵か味方かはわからないが、その時は協力してくれていた。
その正体は、泉がいくら調べても全くわからない事だった。レオは調べついたことより、泉以上に頭の切れる人物が敵側にいるかもしれないということに言葉を失った。
レオ「………警告って、その情報を探りあてたやつに気を付けろってことか？」
「いいえ、ちがいます、
命が惜しければ、篠宮暦と縁を切るべきですよ、『王さま』さん＿＿＿＿＿＿＿』
＿＿＿＿＿＿＿＿わかってる。
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みゅー(プロフ) - catさん» はじめまして！面白いと言ってくださって本当に嬉しいです♪更新がんばります！ (2017年10月15日 15時) (
レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
cat(プロフ) - 初めまして！すごく面白いです！早く続きが見たいです！更新､頑張って下さい！応援してます！ (2017年10月15日 13時) (レス) id: 5956e8d0c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 御霊tさん» ありがとうございます(^○^)是非楽しみにしていてください！！ (2017年10月15日 10時) (レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - とても面白かったです！続きがすごく気になります。更新頑張って下さい。応援してます。 (2017年10月15日 6時) (レス) id: 290a03293f (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 颯碧さん» ありがとうございます！更新頑張りますね♪ (2017年10月3日 18時) (レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅー | 作成日時：2017年10月3日 2時
