15:お姉ちゃん ページ17
暦side
レオくんたちがお店を出ていってから約20分。
予想外の二人行動に、とっくに出来上がっている料理を作り直そうか悩んでいると、お仕事を終えたであろうレオくんたちが帰って来た。
暦「おかえりなさい！今ちょっと手が離せないからカウンターに座ってて！！」
すると、どうも聞きなれない声が聞こえてきた。
嵐「あらァ、かわいい雰囲気のお店じゃな〜い♪」
レオくん、泉さんの後に続けて入ってきたのは午前中の私たちの話題の人物だ。
夏目「………どうしてキミがここにいるノ？ナルくん。」
夏目さんは心底驚いたような顔をしている。
うん、私も驚いた。まさか、ここで鳴上さんと会えるとは……！
嵐「お久しぶりねェ、夏目ちゃん♪」
鳴上さんは夏目さんに挨拶すると今度はこちらに目を向ける。
嵐「あなたのこともよく知ってるわァ、初めまして、暦ちゃん♪」
暦「初めまして！えと、鳴上さんでしたよね？レオくんたちと知り合いなんですか？」
我慢できなくなって、気になることを聞いてみた。すると、またもや予想外の答えが返ってきた。
嵐「アタシのことを知っててもらえたなんて光栄だわァ！」
泉「簡単にいえば学生時代の先輩後輩。ま、王さまもなるくんも上下関係気にする人じゃなかったから、友達みたいなもん。」
どうやら、仕事先で久しぶりに再会して、警察官の夏目さんと知り合いだと知り、私のことも知ってるっぽかったからつれてきたらしい。
う〜ん、どうしよう………
暦「ごめんなさい、料理、足りないから鳴上さんは少し待っててもらえますか？」
嵐「あら！私はもう食事済ませてるから大丈夫よ〜？今日はおしゃべりしにきたの♪」
う〜ん、どうしよう(^_^;)
嵐「それより、アタシのことは"お姉ちゃん"って呼んでほしいわァ！仲良くしましょ、最近噂の"Knights"専門捜査官のお話も聞きたいし♪」
その言葉にあたりの空気が変わったのが私にはわかった。
＿＿＿いつもと、何か違う。
暦「…………………？」
仏頂面の泉さんも、インスピレーション！と叫んでいるレオくんも、どこかいつもと雰囲気が違う。
ふと夏目さんのほうに目を向けると、夏目さんもいつもと少し違った。
暦「＿＿＿＿＿みなさん？」
これは、"追うもの"と"追われるもの"の心理戦。
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みゅー(プロフ) - catさん» はじめまして！面白いと言ってくださって本当に嬉しいです♪更新がんばります！ (2017年10月15日 15時) (
レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
cat(プロフ) - 初めまして！すごく面白いです！早く続きが見たいです！更新､頑張って下さい！応援してます！ (2017年10月15日 13時) (レス) id: 5956e8d0c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 御霊tさん» ありがとうございます(^○^)是非楽しみにしていてください！！ (2017年10月15日 10時) (レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - とても面白かったです！続きがすごく気になります。更新頑張って下さい。応援してます。 (2017年10月15日 6時) (レス) id: 290a03293f (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 颯碧さん» ありがとうございます！更新頑張りますね♪ (2017年10月3日 18時) (レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅー | 作成日時：2017年10月3日 2時
