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『………ぅ………ん?』



揺れる



どこか落ち着く揺れ方



目に入った死体がなければもう一度眠りに付きたかった



『っおい!藍染下ろせ!』



藍「案外早く目が覚めたね、矢張り_____」



聞こえなかった



直ぐ上でなった爆音のせいで藍染の声はかき消された




藍「…何者だ、君は?もしAに傷がついたらどうする」




降ろして欲しい(切実)



じたばた暴れるが特に効いた様子はない



ならばこうだ!



ぐるりんと藍染の腕を軸にして体を回す(鉄棒で前周りするみたいな感じ)



無様に尻もちをついたが降りれたぞ




市丸と目があったが逸らされてしまった




立ち上がり藍染の一歩後ろに立つ



もう逃げようとは思わないし逆らおうとは思わない(今さっき抵抗したけど)




すると、十番隊の副隊長が現れた




今にも倒れそうで、苦しそうだった




人間の女と男は逃げた




藍染にかかれば一瞬で死に追いやられてしまうだろうけど




藍染と、市丸のやり取りを黙って見ている




市丸が十番隊副隊長を連れてどこかへ行ってしまった




私はこの化け物と二人きりでいなければならぬのか




ふぅ…と息をつく



そして言葉を発する




『……藍染、__』




藍「君は……聡い子だ。両親がなぜ死んだのか薄々勘づいているのではないかい?」




『……あァ、理由は…まだ分からぬがお前が差し向けたのだろう?』




そう言うと藍染は薄ら笑いを浮かべた




藍「矢張り、君は私の手元に置いて置きたい存在だ」




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名無し - 家出少女や… (2020年7月24日 16時) (レス) id: 8e818de665 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅翡翠 x他1人 | 作成日時:2019年10月23日 21時

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