【BLEACH】藍と愛と哀 其ノ参

浦原商店 ページ32

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『平子隊長〜！』




隊長サンと別れて平子隊長の元に戻った




いつの間にか雨は止んでいた





平｢怪我してへんか？｣




『全然大丈夫』




平｢ここじゃ何やから喜助ん所行こか｣



帽子をクルクル回しながら歩く平子隊長の背中を小走りでついて行く




平子隊長が無事ならば他の人も大丈夫なのだろうか




平｢にしても……なんで喜助に斬りかかろうとしてたん？｣



『なんでって……あいつは平子隊長達が現世に追われる原因作った張本人じゃないスか』




平｢あの現場見てんのにか？｣




『現場……？』




現場ということは記憶が無い時のことか




そう考え記憶が一ヶ月分抜けてしまった事を伝えると平子隊長は軽く目を見開いた




平｢記憶喪失……か、まぁAの聞いた話は半分ホンマや｣




てことは半分は嘘………




平｢ほれ、ついたで｣




浦原商店と書かれた駄菓子屋さん




ちょうどタイミング良く浦原隊長が出てきた




その手に持っているのは私の獄炎鳥




浦｢あそこに置いたままにするのもなんでしたんで持ったっス｣




『あ、どうも』




こっちっス。と言われ中に案内された




そこで聞いた内容で私の無力さを再確認させられた




浦｢以上がAサンが記憶を失った原因っス｣




『取り敢えず………藍染はみじん切りにしないと気が済まん』




ギンと東仙要は八つ裂きでいいや




平｢それが出来たら苦労はせぇへんよ｣




そ、それもそうか……




『てか、みんなは？矢胴丸ｻﾝとかその他諸々の人も』




平｢皆無事、喜助のお陰でな｣




『うっ………さっきは、済まなかった』




刀向けてと付け足す




浦｢全然大丈夫ッスよ〜｣





ヘラりと笑った浦原隊長は前と変わらない笑顔だった





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