No.17 ページ18
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ゆっくりと手を伸ばし、ドアノブに手をかける
会議室のドアを開けると
一面が"赤"で染まっていた
床に倒れてピクリともしない中年男性
散乱しまくった紙
壁にべっとりとついた血
それだけで何があったかは一目瞭然だった。
(俺ではない誰かに襲撃された….か)
そう思った時、背後に人の気配を感じた
勢いよく振り向くと
そこには刀を二本ぶらさげた男
「やっと気付いたね、松野カラ松くん」
殺気を滲ませながら男はそう言った
「……」
「そんな目で見ないでよ
こいつらを殺.したのは僕だけど、君にとっては赤の他人だろ？」
ニヤニヤ笑いながら話す姿に少し怒りを覚える
「島崎…ここの幹部であるお前がなぜ組織を裏切った？」
「へー、僕の名前知っててくれたんだ。
松野くんに覚えて貰えるなんて光栄だな」
「質問に答えろ」
島崎亮太
裏社会で生きるやつなら一度は聞いたことがある名前。
日本刀を巧みに操り、たった３年で波川証券の幹部まで登り詰めた異端児
そんなやつが俺の前にいる。
それが信じられなかった
「まぁ、僕にも色々あるんだよ。
君ならわかってくれるだろう？」
「……」
「…その様子じゃ使ってないみたいだね、刀」
やつの言った台詞に体が反応する
反応といっても手がピクリと動いただけなのだが。
「…なんのことだ」
「とぼけないでよ。
君は３年前に起きた
「……違う」
「そんな見え見えな嘘いらない。
僕はこの目で見たけど、あれは間違いなく君だ」
過去のことなんてもう思い出したくもない。
「やめろ」と一言いえばいいのに言葉に詰まる
その間にも島崎は続ける
「僕は君に憧れて日本刀を手に取った。
いつか君と互角に戦うために
その時が今だ」
貪欲に勝利を求める島崎。
それが昔の俺によく似ていると思った__
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ミニタリー(プロフ) - 木の実さん» 受験を無事に終える事ができたので改めて報告させて下さい。応援ありがとうございました！木の実さんの温かいお心遣いがとても嬉しかったです！引き続きミニタリーをよろしくお願いします（＾＾ (2017年3月19日 2時) (
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ミニタリー(プロフ) - ルミさん» 受験を無事に終える事ができたので改めて報告させて下さい。応援ありがとうございました！ルミさんの温かいお心遣いがとても嬉しかったです！引き続きミニタリーをよろしくお願いします（＾＾ (2017年3月19日 2時) (レス) id: 6fd72459f4 (このIDを非表示/違反報告)
ミニタリー(プロフ) - ☆★ほしぞら☆★さん» 受験を無事に終える事ができたので改めて報告させて下さい。応援ありがとうございました！☆★ほしぞら☆★さんの温かいお心遣いがとても嬉しかったです！引き続きミニタリーをよろしくお願いします（＾＾ (2017年3月19日 2時) (レス) id: 6fd72459f4 (このIDを非表示/違反報告)
ミニタリー(プロフ) - 冷凍みかんさん» 受験を無事に終える事ができたので改めて報告させて下さい。応援ありがとうございました！冷凍みかんさんの温かいお心遣いがとても嬉しかったです！引き続きミニタリーをよろしくお願いします（＾＾ (2017年3月19日 2時) (レス) id: 6fd72459f4 (このIDを非表示/違反報告)
ミニタリー(プロフ) - いちごみるくさん» 受験を無事に終える事ができたので改めて報告させて下さい。応援ありがとうございました！いちごみるくさんの温かいお心遣いがとても嬉しかったです！引き続きミニタリーをよろしくお願いします（＾＾ (2017年3月19日 2時) (レス) id: 6fd72459f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミニタリー | 作成日時：2016年1月30日 15時
