第131話 ページ34
NOside
アキノリ「よし…行くぞ、朱雀！」
ナツメ「……えっ！？」
ケースケ「アキノリ！？」
ウィスパー「そのお姿は一体…！？」
A「どうしちゃったの？」
アキノリ「え、何…？」
ケースケ「いや、何？じゃなくて！」
ウィスパー「痩せてますよアキノリきゅん！」
アキノリ「えっ…うわ！？え、なんでぇ！？」
A「幻獣を召喚するとそんな姿になるんだ…」
そんな会話をしている傍ら、
朱雀は不動明王・邪と対峙していた。
朱雀「フドウ雷鳴剣…返してもらおうか」
不動明王・邪「…………」
朱雀「行くぞっ！」
朱雀は翼を羽ばたかせ、攻撃を仕掛ける。
しかし、それはたった一声で弾かれてしまった。
朱雀「何…っ！？」
それをなんとか避け、再び技を出すものの…
不動明王・邪「フンッ…！！」
朱雀「ッ………」
アキノリ「朱雀……！」
ケースケ「きっと、建物の中じゃ戦いにくいんだ…」
A「このままじゃ、朱雀さんの体力が消耗するだけ…」
朱雀「……ならば！」
すると、朱雀は体をドリルの様に回転させた。
不動明王・邪「はぁぁ……ッ！？」
迎え撃とうとした不動明王・邪を躱し、
そのまま天井に向かっていく。
ハルヤ「少し下がるか…」
洞潔「はい」
そして朱雀は天井に穴を開け、
フィールドを屋外へと変更させた。
ケースケ「うわぁぁ…！？」
アキノリ「屋上に出たぞ！」
不動明王・邪「ぐっ……」
――――――――――――――――――
NOside
不動明王・邪が朱雀を追いかけて天井を破る。
朱雀はその隙を狙い、再び体を回転させて
不動明王・邪に突っ込んでいった。
不動明王・邪「ッッ…ぐああぁっ！！」
それは成功し、見事ダメージを与えたのだ。
アキノリ「おぉ！やったー！！」
A「すごい…！！」
不動明王・邪「ウゥゥ…ッ…！」
すると、不動明王・邪の手首から
禍々しい妖気の様なものが出始めた。
洞潔「あれは…？」
ハルヤ「不動明王はフクロウを認めていない…強引に憑依したことに対する拒絶反応だ」
朱雀「…もらったぞ！！」
そして朱雀は翼をクロスさせ、
トドメの一撃を放った。
不動明王・邪「ガアアァッ…！！」
それを喰らったと同時に、
フクロウの憑依は解けてしまう。
アキノリ「やったぜー！！」
トウマ「……あっ！」
フクロウ「ッ……！」
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海(プロフ) - 前の話も全部読みました。すっごく面白かったです！更新停止してるのが悲しいですけど、いつかまた続きを読みたいです (2月10日 12時) (
レス) id: a3f0b979cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ | 作成日時：2022年2月19日 10時
