【妖怪ウォッチシャドウサイド】エンマの妹は妖怪探偵団所属参 (ページ33)

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第130話ページ33

NOside

洞潔「フクロウの奴め、勝手な真似を…」

ハルヤ「フッ…」

洞潔「こうなると解っていたのですか？」

ハルヤ「さぁ、どうだか」

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アキノリ「おい、それ返せ！」

フクロウ「これがあれば、不動明王の力は私のもの…」

アキノリ「いいや…フドウ雷鳴剣を人間界で使うには、妖怪ウォッチオーガで妖気周波を調整しないといけないんだ！お前には使えないね！」

フクロウ「調整なぞ、私にだってできます！」

A「！まさか……」

そう言って、フクロウは
フドウ雷鳴剣を自身の手首に突き刺す。

四人「！？」

フクロウ「ッ…こうして妖気の調整を行うことで、今！私の血により、不動明王が降臨なされるのです！」

アキノリ「やめろよ！血ぃ出てんぞ！？」

A「無茶です！あなたの身に何が及ぶか…！」

アキノリ達の言葉に聞く耳も持たず、
彼はこう叫んだ。

フクロウ「憑依！

剣武魔神、不動明王！

我に力を！！」

雷轟電撃フドウ雷鳴剣

不動明王・邪「不動明王・邪…参る！」

なんとフクロウは、
その身に不動明王を憑依させてしまったのだ。

トウマ「そんな…あいつに憑依した……！？」

アキノリ「不動明王・邪だって…？なんなんだあれは…！？」

不動明王・邪「………」

すると、不動明王・邪は剣を構える。
そして……

不動明王・邪「…はぁぁっ！！」

コマさん「ッ…ヴウゥゥ……！！」

ジバニャン「うああっ！！」

剣を振りかざし、その一振りで
ジバニャンとコマさんは倒されてしまった。

ナツメ「ジバニャン！コマさん…！」

ケースケ「もうダメだぁ…！！」

アキノリ「！よし、こうなったら…」

アキノリは何かを思いつき、
懐からあるものを取り出した。

アキノリ「朱雀ディスク！！」

ハルヤ「…ディスク？」

洞潔「あれが妖聖剣の代わりに手に入れたものですか…」

アキノリ「妖怪ウォッチアニマス！

降臨！

幻獣・朱雀！！」

アキノリはディスクをアニマスに嵌め込み、
その腕を高く掲げる。すると…

朱雀「朱雀……参上！！」