25人目。 ページ26
読者様へ。
最近、体調を崩す方が多いようですが、皆さんは大丈夫でしょうか?
※私は体調崩しましたとも。ええ。
近頃はスマホが子供にも配布され、風邪を引いてても占いツクールやネットにinしている方がおられると思います。
体調が悪いと思った時は、なるべく無理せず多くの休養を取って病院へ行って下さいね。
…という、私の体験談を元に作られた読者様への好感度上昇アピールですた。←
__________↓それでは本編GO↓__________
俺は森の入り口へ着くと、小さく名前を呼ぶ。
「_____紫原。帰るぞ」
「ん、もう終わったのー?」
「あぁ。思ったよりも速く終わったよ」
森の木々を揺らすそよ風が吹くと同時に、紫原がここへ来てから何本目かのまいう棒を咥えて木陰から出てきた。
「ねーねー、三葉と何の話してたの?」
「特に何も。」
「ふぅーん……」
何時もの如く俺が答えをぼかすと、紫原は不服そうな表情を浮かべた。
「…そうだな、強いて言えば…
桃井と燃実の関係を調べていた、かな」
「ふーん…
本当赤ちんさぁ…久しぶりに会ったのに全然変わんないよね。
一体どこまで計算通りなの?」
紫原がまた新しい駄菓子の袋を開けながら問いかけてきた。
正直なところ、俺よりも紫原の方が中学の時から変わっていない気もするが、まあそれは良いとして…
「…俺がいつも計算通りに進めているような口ぶりは何なんだ」
「…え。してなかったの?」
紫原が振り返って俺を見る。
顔には、"意外"という二文字がハッキリと書かれていた。
「…いや、まぁ計算通りだけど」
「俺の行動もキッチリ計画に入ってたのー?」
「…否定はしない。」
俺がそう言うと、紫原は『赤ちん敵に回すと怖いねー』なんて言いながら足を進めていた。
それから数分間歩き続けていると、不意に紫原が呟く。
「ねえ赤ちん…今日って何日だっけ?」
紫原が何を知りたいのか、その真意は俺にも掴めそうにない。
何も考えず無意識で言ったのか、それとも_______答えを見越して俺に問いかけたのか。
俺は、今日の日付をゆっくりと答えた。
「_____5月4日だ」
「…そっか。」
____今日は桃井の誕生日、か。
こんな日にここへ来たのはただの偶然か
それとも_______必然だったのか。
俺には、わからない。
その全ては神のみぞ知り得る物なのだから。
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黒ウサギ - ハーイ(*´▽`*)楽しみにしていますねっ☆ (2014年11月1日 22時) (レス) id: 630c907ecf (このIDを非表示/違反報告)
みなみな(プロフ) - 黒ウサギさん» ありがとうございます(´∀`*)是非是非、これからもよろしくお願いします(`・ω・´)キリッ (2014年11月1日 1時) (レス) id: 0af48c629f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ - お話いつも読ませて貰ってます(^○^)続きが気になって仕方がありません;^)更新楽しみにしています(≧∇≦*) (2014年11月1日 0時) (レス) id: 630c907ecf (このIDを非表示/違反報告)
みなみな(プロフ) - 心縷々さん» えーと…私は心縷々さんの作品を読んだことが無いのでアドバイスというより、自分が気をつけていることを言いますけど…一先ず、私は裏設定を大量に作っていたりしますね。物語の中では語られることの無い物語…そういうものが人を惹きつける魅力だと思うのです (2014年9月2日 17時) (レス) id: 0af48c629f (このIDを非表示/違反報告)
心縷々(プロフ) - あの、お願いがあります。私はホラーを書いているのですが、この小説は私の書けないなんか難しい展開が上手いと思いまして…。厚かましいのですが、アドバイスとかもらえませんか?お願いします!作者名はこのままなので…。 (2014年9月2日 16時) (レス) id: 2c93f684a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みなみな | 作成日時:2014年8月31日 18時