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九話 ページ9

(^q^)
__

ガッ_


『ぐっ……』


意外と蹴りがお強いようで。
私の背中に留美子の強い蹴りがはいる。


「アンタなんで庇ってるのよ!」

『猫に乱暴するなんて許さないもん』


片手に猫を抱いて立ち、服についた土を払い落とす。
少々服が汚れてしまったが、猫が無傷なら軽いもんだ。


「…アンタ、やっぱり気に食わないわ」


ぼそりと呟く留美子を無視して、腕の中の猫を撫でる。
少しぼさっとしている毛並み。お腹が膨れているところを見ると、どうやら野良猫ではないようだ。


『…君はどこの猫なんだい?』


猫の頭や顎を撫でながら問いかける。
すると、お社の中からおそ松様の声が聞こえてきた。


「おーい!約束の嫁候補さんが来たぞー!!集まれー!」


おそ松様の声に答えるのかのように、猫はお社の中へと向かって行ってしまった。
…おそ松様の飼い猫かな?


なんて思っていたら、カラスがお社の中入っていった。
その次に、三人の人影。一人は包帯を全身に巻いているようだ。


…あれが、六つ子の妖怪…?


「おーい、二人共入ってきていいよー」

『あ、はい!』


おそ松様に呼ばれ、私と留美子は目を合わせないようにしてお社に入っていった。

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(プロフ) - 続編気になるーみたいな (2018年7月16日 8時) (レス) id: 193caf1039 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - このお話の続きがほしいです(TT) (2018年4月24日 8時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 続編が欲しいです! (2017年12月8日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
トランペット - とても面白かったです!このお話の続編を見てみたいです。無理かもしれませんがお願いします。頑張って下さい! (2017年9月24日 14時) (レス) id: c093bb2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
聖火(プロフ) - おいらもがんばるんば (2017年6月11日 0時) (レス) id: b8079ba690 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(^q^) x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/38a45e840c1/  
作成日時:2017年4月24日 17時

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