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六話 ページ6

(^q^)さんだよ
__

「昔、この村には六つ子の妖怪と村人たちが生活を共にしていたのだ。

そう、昔は、だ」


昔は、を強調するおばあさんに少し疑問に思った。


『何か、あったの…?』


「…その六つ子の妖怪の気持ちを弄んでしまったおなご達が居てねぇ、
可愛い女の子の演技をして自分を好きにさせてから最低な言葉で振る…、あぁ、なんてバカなことを…今では妖怪たちに殺されてしもうたがの」



殺された、その言葉を聞いた瞬間、体全身に鳥肌が立つ。
もしかして、私は妖怪たちの怒りを鎮めるために生贄として殺されるの…?


「だから…A。妖怪たちの気を鎮めるために、、


.








.








妖怪たちの嫁候補になってはくれぬか…?」


『…え』



言われたセリフに予想外すぎたのか、間抜けな声が口から漏れる。
嫁候補…??


「…妖怪たちは女に飢えているらしいんじゃよ」


え、何それ、結構人間みたい。


『ってか、妖怪たちって嫁は人間でいいの!?』

「恨みは人間にある。人間でなくてはだめらしいのじゃ」


妖怪の嫁?嫌なんだけどぉ!


「あぁ、それと、留美子ちゃんも嫁候補として一緒に神社にいく予定じゃよ」

『え、あの子も…?』


もしかして、今日あの子が言っていた「アンタには負けんから」というのは嫁候補のことだろうか。


『私、嫁候補なりたくない』

「…大丈夫じゃよ。

今夜は一晩ずっと起きておれ」



おばあさんは、そういって自室に戻って行ってしまった。




え、はやく寝ようと思ってたのに。

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(プロフ) - 続編気になるーみたいな (2018年7月16日 8時) (レス) id: 193caf1039 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - このお話の続きがほしいです(TT) (2018年4月24日 8時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 続編が欲しいです! (2017年12月8日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
トランペット - とても面白かったです!このお話の続編を見てみたいです。無理かもしれませんがお願いします。頑張って下さい! (2017年9月24日 14時) (レス) id: c093bb2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
聖火(プロフ) - おいらもがんばるんば (2017年6月11日 0時) (レス) id: b8079ba690 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(^q^) x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/38a45e840c1/  
作成日時:2017年4月24日 17時

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