四十話 ページ40
(^q^)。うん。
＿＿
「＿きろ＿＿！」
『…ん』
私が目覚めたのは、お社の中。
…さっきのは、夢＿？
隣を見れば留美子がすやすや眠っている。
「どうした？A。うなされてたぞ？」
『おそ松…、村人は？…火事はっ！？』
おそ松の袖を掴んで、隣に留美子がいるのにも関わらず大声を出す。
おそ松はキョトンとした顔をした。
「何言ってんの？
村なんて一か月以上見てないんだから分かんねぇし、火事なんて起きてねえし…寝ぼけてるだろ？」
"村なんて一か月以上見ていない"…ってことは、
おばあさんが私を迎えに来た時から、あれは夢だった？
じゃ、じゃあ…、おそ松たちが暴れていたのも、あれらも全部夢…？
「なんだ？怖い夢でも見てたのか？大丈夫だぞー。Aのそばには、いつでも俺がいる」
私をぎゅっと抱きしめて、背中をとんとん、と優しくたたいてくれる。
安心させてくれてるのかな。…おそ松は優しいな。
『…おそ松、カラ松たちは？』
「あいつらはね、仕事行ってる」
妖怪にも仕事はあるんだ…、大変なんだなぁ。
「ねぇ、A」
『何？』
抱き合ってるため、おそ松の顔は窺えない。
でも、不安げな声をしている。
「前さ、約束したじゃん？"俺たちのそばから離れないで"って」
『約束、したね』
「その約束、もし誰かが破らせようとしたら、Aはどうする？」
声を震わせながら聞いてくるおそ松に、少し可哀そうになってきた。
昔、人間に裏切られたから…こんなに疑わしくなったのか。
『それは、私や、おそ松が破るんじゃなくて、他者が？』
「そう」
『そうだなぁ、取り敢えず、その邪魔をする人を説得するかな。
でも、誰がそんなことするの？』
だって、お社には留美子と私とおそ松たちしかいない。
誰も私たちの約束を破らせようとする人はいないよ？
「それ聞いちゃう？…んー、そうだなぁ、例えば＿
.
.
.
Aたちを殺そうとした村長とババア、とかね」
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里(プロフ) - 続編気になるーみたいな (2018年7月16日 8時) (
レス) id: 193caf1039 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - このお話の続きがほしいです(TT) (2018年4月24日 8時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 続編が欲しいです！ (2017年12月8日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
トランペット - とても面白かったです！このお話の続編を見てみたいです。無理かもしれませんがお願いします。頑張って下さい！ (2017年9月24日 14時) (レス) id: c093bb2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
聖火(プロフ) - おいらもがんばるんば (2017年6月11日 0時) (レス) id: b8079ba690 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(^q^) x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/38a45e840c1/
作成日時：2017年4月24日 17時
