三十四話 ページ34
どうも!サクッとオワッタ、(^q^)です!イラスト募集してます一応|д゚)
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「何言ってんの!?私たちはちゃんと許可を得て_」
「黙れ!お前たちのせいで、この村が滅びたらどうするんだ!!」
留美子が頑張って訴えるが、まったくもって話を聞こうとしない老人。
「…お前らを生贄にする
さすればおそ松様も許してくれるじゃろう」
村人の後ろから聞こえる声。
その声を聞いて留美子が目を見開く。
「村長!本当に生贄に…?」
「あぁ。こんな奴ら、用なしじゃ」
村長って、留美子のお父さんじゃ…!
娘を生贄にするなんて、人間のすることじゃない…。
「で、でも村長の娘さんは_」
「別に構わん。
―…娘と言うてもただの拾い子じゃ」
そう言い捨て、村人に命令を下す村長。
留美子は気づけば泣いていた。
…最低な父親だな。
_私たちはどこかの池に連れてこられた。
周りには人気がない。
まさに生贄を捧げる場所。
「おそ松様…、生贄を捧げます。なので…
どうか…、どうかこの村をお救い下さい…!!」
村長が手を合わせて唱えるように言う。
娘と孫。
どちらも大事にするべき者なのに、村長ときたら、生贄にさせてしまう。
言葉で表しきれないほど、最低最悪なひとだ。
「…生贄を…、池に放り込め!!」
村長の声を合図に、村人が一斉に縛られている私と留美子の体を掴み、池へ近付く。
「せーのっ」
次の瞬間、浮遊感が体を包み込む。
あぁ、投げられたんだ。
気づいたらもうそこは水の中。
息をためるのを忘れ、すでに息が苦しい状態。
「―…Aッ、留美子!!」
最後におそ松の声が聞こえたのは恐らく幻聴だ。
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里(プロフ) - 続編気になるーみたいな (2018年7月16日 8時) (レス) id: 193caf1039 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - このお話の続きがほしいです(TT) (2018年4月24日 8時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 続編が欲しいです! (2017年12月8日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
トランペット - とても面白かったです!このお話の続編を見てみたいです。無理かもしれませんがお願いします。頑張って下さい! (2017年9月24日 14時) (レス) id: c093bb2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
聖火(プロフ) - おいらもがんばるんば (2017年6月11日 0時) (レス) id: b8079ba690 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(^q^) x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/38a45e840c1/
作成日時:2017年4月24日 17時