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三十三話 ページ33

(^q^)という人っちゃね。スランプ中じゃけん。
_


「おき__きろ___!」

『…ん』


ボーっとするなか、留美子の声が頭に響く。
…あれ、私、何してたっけ…?


『…留美子…?』

「A…!やっと起きたのね、周りを見て自分の状況を確認しなさい」


留美子にそう言われて、周りをよく見る。
周りは土。ここは地下なのか?


そして遅れてやってくる謎の浮遊感。
よく見ると、隣の留美子も私自身も、壁に張り付けられていた。


『え、何!?どういう状況!?』

「あの村人たちだよ。ほんっとムカつくわ」


腕を動かしても足を動かしたり、暴れてもびくともしない。
どれだけきつく張り付けられたんだ…?


脱出を試みていたとき、奥の扉がバンッと開いた。



「…さっそく聞くが、いったいどちらが選ばれた?」


きつい視線を向けられながら聞かれる。

口籠りながらも口を開く。


『…わ、私が嫁に…』


そういうと、村人の顔が一層険しくなった。


「嫁に選ばれたというのにも関わらず…、」




男からでた言葉は予想外のモノだった。





「山から逃げ出したのか!!

『…え、ちっ、違います!』


「お前もだ!嫁に選ばれなかったくせに処分される運命から逃れたのか!!」

「…はっ!?」



否定しても聞く耳を持たない村人たち。
…最悪だ。

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(プロフ) - 続編気になるーみたいな (2018年7月16日 8時) (レス) id: 193caf1039 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - このお話の続きがほしいです(TT) (2018年4月24日 8時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 続編が欲しいです! (2017年12月8日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
トランペット - とても面白かったです!このお話の続編を見てみたいです。無理かもしれませんがお願いします。頑張って下さい! (2017年9月24日 14時) (レス) id: c093bb2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
聖火(プロフ) - おいらもがんばるんば (2017年6月11日 0時) (レス) id: b8079ba690 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(^q^) x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/38a45e840c1/  
作成日時:2017年4月24日 17時

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