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二十二話 ページ22

聖火の背骨は復活した
____



「俺達も昔は人間達と暮らしていた。
そう、昔は平和だった」



『じゃあ何でその平和が崩れたの?』



「おそ松は度々村へ遊びに行ってた用でな。
ある時可愛い娘が居たんだ。
丁度Aより下の下くらいの美人が」



『私は美人ではないよ』



「まあ聞け。
それでおそ松は惚れた女の所へ
毎日行って遊んでいたらしい。
そして、とうとう向こうから告白された」



『このままじゃ終わらなかったの?』



「ああ。俺達は聞いて止めたんだ。
けど、おそ松は聞かなかった」



『………………』



「そして次の日いつもの様に
村へ行くと惚れた女が歩み寄ってきて
「あんたとは元々付き合う気は無い」
と言った」



『え………酷い…………』



「おそ松は自分の心をもて遊んだ
その女を抹殺した。村人の前でな。
あれからだ、おそ松が人間を嫌うのは」



『え?でも……………』



「Aには心を許している様だ。
だから、絶対に裏切らないでくれ」



『あ…………』



と言いかけた時、後ろから抱きつかれた。



「そーゆー事だよA。
俺もねぇ、あん時は不甲斐ないと
思ったけどさ、あいつも悪いもん」



『それはそれで………』



「な?Aはずっと俺達の側に
居てくれるよな?」



一瞬でも救いたいと思った。
おそ松達の昔の心を。



『分かった………よ。』



「ほんと!?俺嬉しいなぁ〜」



おそ松が凄く喜んでいる。

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(プロフ) - 続編気になるーみたいな (2018年7月16日 8時) (レス) id: 193caf1039 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - このお話の続きがほしいです(TT) (2018年4月24日 8時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 続編が欲しいです! (2017年12月8日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
トランペット - とても面白かったです!このお話の続編を見てみたいです。無理かもしれませんがお願いします。頑張って下さい! (2017年9月24日 14時) (レス) id: c093bb2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
聖火(プロフ) - おいらもがんばるんば (2017年6月11日 0時) (レス) id: b8079ba690 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(^q^) x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/38a45e840c1/  
作成日時:2017年4月24日 17時

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