美門翼には双子の妹がいました。〜立て籠り事件版 〜

☆ ページ7

花音視線




可笑しい!!

そう思って行こうとＫＺメンバーに声をかけようとしたが

花「とまっ、てる?!」
忍「こりゃ、黒木の言ってた時をとめる能力者の仕業だろ」
花「じゃあ今教室にいけば!!」

私はそう思って教室を出たが紫によってそれはとめられた

忍「いや、覗く程度の方がいい。俺らが動いているのを見られたら俺らが能力者だってバレる」

そ、そっか

私達はこっそり教室を覗いた

そして、ドアがほんのちょっと開いてるのを発見

私と紫はそこに盗聴器を仕掛けた

もちろんこれを作ったのも紫でーす！

そして、もうひとつの紫の発明品、シャッター音の鳴らない小型カメラでその瞬間をとって、私達は隣の教室に戻る

なんか紫の発明品があれば困ることないんじゃない?!ってくらいすごいのばかりで驚く

忍「取り敢えず聞くぞ」
花「うん」

『おい、能力者って！』
『私達のことだろうね』

二人いる?!?!

『どーすんだよ！名乗り出る？』
『北野君だけ名乗り出れば？私には出来ない』
『あの事件があるからか？』
『.......貴方、やっぱり知ってたの？』
『お前しかいないだろｯ！どう考えても!!』
『取り敢えず戻して？このままとめててもきりがない』
『わかった。でも、なにかあったらすぐにとめるからな』
『はいはい』

すると、また教室がガヤガヤと騒がしくなった

若「早く教室に行こうぜ！って七鬼とのんってそんなとこいたっけ？」

あ、こっちも戻るのか

ってか

花「のんって言わないで!!それならまだ片割れの方がマシ!!」
若「絶対俺のんって言う！」
花「はぁ?!その意地はなんなのよ!!」
若「い、いいだろ!!別に！」

翼「はいはい、花音も若武もストップ。確かに花音と七鬼居場所が全然違うね。なんかあったんじゃないの？」

さすがたっくん！勘が鋭い！

花「実はさっき４分くらいかな？時が止まってたの！」

上「へぇ、もう動いてたんだ」

忍「で、片割れと俺が動いてたから写真と盗聴器仕掛けてきた。それがこれ」

そう言えば私と紫も写真見てないんだった

そこに写ってたのは...
だ、誰だっけ？

上「あ、こいつ俺の席の前の奴じゃん」

そう言ってまぁうる←(まぁ、うるさいのの訳し上杉君の事)の指したのは女子の方だった

えっとこの人は.......

忍「誰だっけ？」

あんたも知らないの?!

すると横からため息が聞こえてきた

翼「花音はいいものの、」
彩「忍はいい加減覚えてよね。クラスメートの名前。この子は幸川紗菜」
翼「学年のモテ女だよ」

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