6曲目 ページ6
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『今日のまとめ、明日こそレッスンちゃんとやりたいです』
「ゆるいな」
「ゆるい」
『みんながやらないから……』
結局すこーしだけやって終わることになった。
わたしは各グループのプロデュース後にノートに反省点など書いてるけど……Knightsのはここ4ページくらいずっと同じような内容、つまりできてない。何事。
『じゃあお先に失礼します！』
「待って、送る」
『泉さん……いつも申し訳ないです？』
「疑問形なの腹立つ！！行くよ！」
『あ〜〜おつかれさまでした〜！』
まって先輩あるくのはやい。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『…………？泉さん、あそこのなんですか？』
玄関から出て校門に向かう途中
校門付近になんだろう…………車？みたいなのがある、遠くて暗くてよくわからない。
「ん〜〜？車っぽいけど職員は専用あるしあそこにあるのはおかしい」
『近く行けばわかるかな』
「おいで、何かあったら困るから」
そう言って泉さんはわたしの手を握って1歩先を歩く。……こんなところ本当に騎士みたいで素敵。
歩くとそのものも近づいてきてなんとなーく見えてくるわけ……で…………え？？？
「A」
『さきょうさん…………なんで！？』
「監督さん直々のご命令だ」
『わからない』
「こっちの台詞だ」
「まって、Aの知り合いなわけえ？」
『あ、うん……とてもお世話になってる人』
「へぇ……あ、Aは俺と帰るから」
「クソガキ……年上に対する礼儀を知らねえのか？あ？？」
『まって2人とも落ち着いて。泉さん、わたしはお姉ちゃんが呼んでるようなので急いで帰ります！！左京さんお願いします！』
「……仕方ないねぇ、また明日〜」
泉さんを横目にわたしは助手席に乗る。
すぐに左京さんも乗り込んで出発した。
『……お姉ちゃんはなんでわたしを？』
「分からねえがまた『アレ』だろうな」
『今日もやることあるのに！？』
「程々で止めてやるよ」
『せめて土日にして欲しい……あ、今日金曜日』
わたしの楽しい(疲れる)週末です。
前やった時から期間短いから少ないことを祈るしかない。
「何なのアイツ……」
「(ま、監督さんにも注意する必要があるな)」
『(せめて椋くんか咲也くんいないかな……)』
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作者名：mikuru | 作成日時：2019年6月14日 21時
