爪一枚【d!】

6枚目 ページ6

貴方side



『_________ってことがありましてぇ！！もうめっちゃ怖かったんだよぉ！！』


鍋をつつきながら愚痴る。
話を聞いて、数々の女の子を相手にしてきたですら、大先生ですら引いてた。


「うへぇ、、気持ち悪っ。」


「なにそれ。よう毎月毎月剥がしとったな。むしろその精神がすげぇよ。」


『しかも今日家に入ろうとしてきたし。まじで怖かったぁ、、！！』


「あー、、だから問答無用で家に来たんや。そうなら言ってくれれば普通に迎えいったんに。」


『いやぁ。そしたらシャオロンにも危害加わるかも知れないでしょ？』


「えっ？優しい！？」


「風邪でも引いてるん！？大丈夫？！」


『ﾀﾋんでしまえお前らなんか。』


もうホントめちゃめちゃに愚痴る。
酒が入ったこともあって、皆もペラペラと良くもまぁ喋る喋る。


『ってことで真剣に引っ越しを検討しております。』


「、、ってことは引っ越し当日までシャオさん家に入るってこと？」


『そうなんね。』


「はっ？家賃払えよ？」


『むしろ家賃払うだけで泊めてくれるとかシャオロン最高。』


「せやろ？もっと褒めてもええんやで？」


「シャオさん不人気〜！」


「シャオロン消費税以下〜！」


「シャオちゃん人気にしがみついとると逆に人気出ないで？」


「ねぇなんでそんな事ばっか言うの！褒めてや！」


『草ww』


褒めろと言ったのにディスられて半泣きのシャオロンをつまみにビールを飲む。
流石大阪に産まれただけあってお笑い耐久高いわ。


『あっ。もう肉無いじゃん。』


「おっ？じゃあ持ってくんな。」


『やだコネちゃんｲｹﾒﾝｯ!!』


「ｷｩｭﾝ!!」


「あははww大先生にときめかれても嬉し無いわ！！」


「なんだとこのヤロォ！」


続く

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