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9話 ページ10




皆リビングにいる


研さま…いや佐々木一等は久生さんを叩き説教






琲世「真ちゃんも、喰種を目の前にしたら手足をもがれても逃げること!いいね?」





「私の恩師からは、喰種を目の前にしたら手足をもがれても戦えと。教えられてますので出来ません」



亜門さんから教えられた



琲世「なんで…」




それからは久生さんが色々とやらかして佐々木一等は部屋に閉じ籠った



皆には寝ると言ったが




私以外はリビングからいなくなった








一等が入った部屋のドアをノックした




「…佐々木一等、入りますよ」




そう言って入ると、ドアのすぐ横にへ垂れ込んで泣いている姿を発見





ポケットから香りのよい香水を染み込ませたハンカチを、取り出した




一等の目の前に行って、座った




「…佐々木一等は、泣いてる顔よりも笑ってる顔の方が素敵です。だから、泣かないで下さい」



抱き締める



習さま、すみません。
におい嗅ぎ放題です



琲世「っくぅ…」




背中に手が回った





ずっと、こうしていたい




一時すると、泣き止んだのか手が離れた



ゆっくり、手を離した




琲世「みっともないところ見せてごめん…」




「誰でもそう言うことありますよ。はい」




ハンカチを渡した




琲世「ありがとう…」




「…喰種は嫌ですか?私は羨ましいです」




琲世「嫌だよ、辛いし…。え、羨ましい?」


驚いた表情



「はい。私は5歳までビックマダムと言われる喰種に育てられました。6歳からずっととある喰種の御曹司のメイドをやってます。小さいときから皆と同じ喰種になりたかったんです」




「だからQs施術をしました。…貴方と私は正反対、逆に惹かれます」



それだけ言って、部屋からでた




自室に入った








最小限で音を出す



ピアノを弾く



貴方が泣いてると、どうしても助けたくなってしまう



好き、だからでしょうか





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作者名:両性愛者フューチャ | 作成日時:2016年5月8日 13時

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