チェンジリング�� ページ47
「おぉ?
何か変な依頼書があるぞ」
依頼板(ﾘｸｴｽﾄﾎﾞｰﾄﾞ)に貼ってある
奇妙な依頼書がナツの目に留まった。
「あ?何だ?」
『本当だ。何だろう…?』
Aとグレイは依頼内容を見るため、
依頼板(ﾘｸｴｽﾄﾎﾞｰﾄﾞ)に近付いた。
そこに、
ナンパから戻ったロキが
A達の元へやって来た。
「ナツ、Aおかえり」
『ただいま!ロキ!!』
「おう!ロキ!!
えっと…この文字の…」
「何?」
依頼板(ﾘｸｴｽﾄﾎﾞｰﾄﾞ)の前で
A達が見ていた
依頼書の内容が気になったのか、
ルーシィもそこにやって来た。
「ルーシィも帰ってたのかー!!?」
「当たり前でしょ?
ナツ達と一緒に行ってたんだから!!
何でそこまでビビるの?」
「い、いや…じゃあ!!」
ロキはルーシィから逃げようと
ギルドの扉へ向かったが、
エルザと衝突してその場に倒れた。
「お前達!
今はそれどころではないだろう」
「"この文字の意味を解いて下さい。
解けたら50万J(ｼﾞｭｴﾙ)差し上げます。��
うおぉっ!スゲェ!!50万J(ｼﾞｭｴﾙ)だってよ!!!」
「あい!」
ナツはエルザの注意に耳を傾けず
依頼板(ﾘｸｴｽﾄﾎﾞｰﾄﾞ)から依頼書を取ると、
そこに書いてある内容を声に出して読んだ。
「文字の意味を解け?」
『珍しい依頼だね!』
「これ…古代文字じゃねぇか!
こんなの誰が読めんだよ」
「でも、隣に現代語訳があるよ?」
ナツがテーブルに依頼書を置くと、
A達は依頼書を確認した。
依頼内容が書かれた文章から下は、
全て古代文字で書かれていた。
「だから、止めろと言っている」
「おぉっ!でも、こっちは読めるぞ。
なになに?ウゴテル ラスチ ボロカニア…
だぁー!全然分かんねぇー!!」
ナツは依頼書に書かれてある
現代語訳を口に出して読み出した。
すると突然、
A、ナツ、ハッピー、ルーシィ、
グレイ、エルザ、ロキの身体が光り始めた。
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年3月24日 11時
