1065話 ページ15
✩
｢Aちゃんは歌も踊りも流石ですね…♪｣
｢あはは、本番もこうとは限りませんよ…？｣
先に来てた紫之くんと私でレッスンをしてると、天満光さんと真白さんが入ってきた
｢先に始めてたのか。熱心だな…♪｣
｢さっき行き道でAちゃん先輩がおっきく貼られてたんだぜ！かっこよかったんだぜ〜！｣
｢そうでした。あんまりにも格好良いから、つい写真まで撮っちゃいましたよ…♪｣
｢わぁ…！｣
この前撮影したやつだ！
こんなに大きく貼られてたんだ、全然気づかなかった…
｢えへへ、格好良いって言われると嬉しくなっちゃいます…♪｣
｢普段はこんなに可愛いのに、ギャップがありますよね〜♪｣
｢あ、ありがとうございます！｣
｢ゲーム実況もそうですけど、そのギャップってわざとなんですか？｣
インタビューとかでもよく聞かれる内容だ
そのギャップってわざとなんですか〜ってこの前聞かれたっけ
なんて答えたんだったかな…
｢オンモードはそりゃ作ってますからね。ギャップっていうか…私の理想が現実と真逆でこうなってるだけって感じですかね！｣
｢格好良いのを目指してますもんね…♪｣
｢はい！いつか身長も伸びて大人びた人になるのが理想です…♪｣
成長期が止まったとかいうのは知らないね…♪
｢〜♪｣
｢あっ！｣
｢どうしたんですか？｣
｢凛月から連絡が届いたんです！｣
明後日なら私も空いてる！
やった、物凄く久しぶりに凛月と一日まったり過ごせる…♪
｢ふふっ、恋する乙女って感じで素敵です…♪｣
｢可愛いんだぜ〜！｣
｢えへへ…♪｣
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年3月15日 6時
