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742話 ページ42




「あ〜ん…もぐもぐ、Aの作るお菓子は絶品なんだよ〜♪」

「そうなんですか?ぼ、ぼくも一口だけ…」

「あ、あんまり期待しないでくださいね!?」


りっちゃんが過大評価するから、紫之創さんが興味持ってる…

私は本当に普通のお菓子しか作れないのに


「ん〜♪とっても美味しいです〜♪」

「えへへ、ありがとうございます…♪」

「あ、僕が来る前に始めるなんて皆して酷いよ」

「へ!?あわわ…ごめんなさい!」

「いやいや、エッちゃんが先に始めておいてって言ったんですよ〜?」

「そ、そうなんですか?」


お茶会に参加してほしいけど、待たせるのは可哀想だから先に始めてて〜って

この前生徒会室で言われてたもん

私はりっちゃんが作ったお菓子を食べながら紅茶を頂いた

この組み合わせ、相性抜群すぎる…♪


「満喫しているようで良かったよ。はい、これ…♪」

「はいって…また買ってくれたの!?」

「ええっと、その紙袋は何ですか?」

「保温性抜群のカーディガンだよ…♪」


そんなドヤ顔で言われても…

ベストも買ってもらったし、さすがに申し訳ないなぁ

そう思ってると、エッちゃんは付け足して言った


「因みに、これセールだったから凄く安かったよ♪」

「…!そ、それなら…まぁ…有り難く受け取ります!」

「ふふっ♪」


セールならまだセーフだよね…♪

…ダジャレじゃないからね?

さっそく着てみると、本当に暖かかった


「わぁ…!可愛い!エッちゃんありがとう!」

「うん、とてもよく似合ってるよ…♪」

「エッちゃん、わざと大きいの買ったでしょ…」

「偶然だよ…♪」


…はっ、まさか萌え袖を狙って?

まぁ、私の身長だとカーディガンは大体袖出ないし仕方ないか

にしてもこれ可愛くて気に入った…♪


「大事にするね!」

「むぅ、俺だって…」

「りっちゃんはこれ以上私に貢がなくていいから」

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赤月 音(プロフ) - ミズキさん» 嬉しいです!かなり長編ですが、最後までお付き合いください!! (2021年12月27日 19時) (レス) id: 2f5f5d572a (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - 面白いです♪こんなに長く書けるなんて尊敬しかない!! (2021年12月27日 12時) (レス) id: 5cf73cb0ec (このIDを非表示/違反報告)
赤月 音(プロフ) - 碧生さん» ありがとうございます!!これからも頑張ります! (2021年3月1日 15時) (レス) id: 2f5f5d572a (このIDを非表示/違反報告)
碧生 - 凄い面白かったです!!これからも応援してます! (2021年2月28日 10時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤月 音 | 作成日時:2021年2月24日 7時

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