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368話 ページ18
✩
｢あそこの顔面偏差値どうやってんの…？｣
｢お忍びデート的な…？｣
｢あそこだけ結界が張られてある…｣
｢近づけない…！！｣
全部聞こえてますよ…
私一人の時はそうでもないのに、さすがアイドル
ま〜くんとりっちゃんに今更ながら尊敬の眼差しを向けてると、ま〜くんと目が合った
｢やっぱり気になってる？｣
｢うん。だって私が一人の時はあんなこと言われないし…｣
｢いやいや、俺も一人の時は言われないぞ｣
｢はっ！つまり…｣
｢｢…｣｣
｢…ん？なぁに？｣
確かにりっちゃん、格好いいもんね…
ま〜くんと苦笑してると、りっちゃんは不思議そうに首を傾げていた
｢Aもま〜くんもどうしたの？そんなに俺とハグしたいの〜♪｣
｢やめてー！ファンに殺される！｣
｢何の話？｣
｢そ、それより。何か良いものは見つかったか？｣
そ、そうだった…
うぐ…周りの視線が気になって仕方ない
全然お買い物に集中できない！
｢これとかAに良いんじゃない？｣
｢どれどれ…ってシックスパッド！？りっちゃんは私をどうしたいの！？｣
｢こんな公共の場で…A大胆…♪｣
｢ぶふっ…！！｣
｢りっちゃんに聞いた私がバカだったよ！｣
腹を抱えて笑うま〜くんを他所に、私はちょっとだけシックスパックに憧れたなんて言えない…
2万て…値段高っ
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年1月27日 18時
