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20話 ページ20
✩
｢ばあっ！｣
｢うわっ！？…あ、れいちゃん！｣
｢やっほー。凛月に会いに来てくれたのか…ん？｣
｢ま〜くん、この人はりっちゃんのお兄さんだよ！れいちゃんって言うの！｣
｢おい、変な名前で教えんな！｣
｢へ〜！はじめまして、れいちゃん！おれはいさらまおです！｣
｢あ、あぁ、はじめまして…くそ〜。A後でおぼえとけよ｣
ま〜くんと一緒にりっちゃんの家に向かおうとしてる途中、れいちゃんと鉢合わせた
1年生のランドセルカバーと黄色い帽子が、似合わなそうで似合ってるのがまた凄い…
私が感動してると、知らないうちにま〜くんとれいちゃんは二人できゃっきゃしていた
か、可愛い…！
｢ただいま〜！｣
｢おかえり…あら？お客さんがいっぱいね♪｣
｢おてがみをわたしに来ました！｣
｢うふふ、ありがとう。凛月も大喜びしてたわよ｣
｢ほんと！？やった〜！｣
私がにこにこしてると、ま〜くんはちょっとだけふてくされた表情をしていた
え、何この子可愛い
｢書くなら、おれにも言ってくれたらよかったのに…｣
｢だってきのう、りっちゃんの家にあそびに来てからしったんだもん。しかたない！｣
｢おれもりっちゃんの家にいっぱいあそびに行く！｣
｢ふふっ、大歓迎よ…♪｣
病人がいるのに、こんなに騒いでよかったのかな…？
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2020年3月15日 0時
