優等生の秘密【あんスタ】 (ページ19)

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アリかもしれないそうですページ19

衣更side

｢鳴上！さっきはありがとな！｣

｢アタシはいつでも恋する男の子の味方よォ♪｣

本当は凛月がAの隣だったけど…

鳴上は気づいてたのに黙っててくれたし、凛月もおとなしくさせてくれたし

感謝してもしきれないなぁ♪

｢おいA！今度はこのゲームで勝負だ！｣

｢ルール知らない…｣

｢UNOやったことないのか？｣

｢うん｣

なんで大神がゲームで勝負したがるのか分からないけど、Aが知らないのは普通に意外だった

俺にとって常識だと思ってることをAは知らないときがあって、そういうときに興味津々で俺の話を聞いてくれるAが最高に可愛い←

｢UNO言わなかったからカード引け！ははっ！ざまぁみろ！！｣

｢うわ、うざ｣

…ん？

あの真面目なAが今暴言吐いたのか？

俺の耳がおかしいのかも…今度耳鼻科にでも行ってこようかな

｢おいてめぇ！せっかく終わりそうだったのに赤色持ってるの知ってて飛ばしただろ！！｣

｢はいはい。次は4枚カード引いてね…♪｣

｢うおっ！？だから黄色は持ってねぇんだよ！！｣

｢はい、UNO～♪｣

｢クソおおおぉぉ！！！！！｣

Aってこんな感じだったっけ？

すげぇ大神のこと煽ってるように見えるんだけど…

｢あらあら。楽しそうねェ♪｣

｢鳴上さんもやる？いま四人プレイで二人bot入れてるから、行動が端的でつまらないんだよね｣

｢それなら、真緒ちゃんも一緒にやりましょ♪｣

｢お、おう！｣

なんか、俺が思ってたAと違う…

｢うわ、また飛ばしてきた…｣

｢はっ！そういうゲームなんだよば～か…♪｣

｢大神が上がりそうになってる！集中攻撃だ！｣

｢真緒。私4枚引かせるカード持ってるからこのまま私に出番まわして｣

｢は～い♪｣

違うけど…

これもアリかもしれない…！