今日:11 hit、昨日:23 hit、合計:8,811 hit
小｜中｜大
弁当箱 ページ9
｢相手がAだったなんて知らなかった…｣
兄者ばっかり仲良くなっていく
俺の計画だと、少しずつ距離を近づけていくつもりだったのに
あのクソ兄者のせいで、Aが全く一人になる気配はないし
むしろ人が集まっていくし…
｢うばぁ…♪｣
｢わっ！？な、なんでAがこんなとこにいるの？｣
｢ん〜？ぼっち飯でもしようかな〜って思ってたら、りつを見つけてね。もしかして寝てた？｣
｢ううん。…ここで食べる？｣
｢お誘いありがとう。隣失礼しま〜す♪｣
そう言って開けた弁当箱は、もう半分もなくなっていた
息切れしてるのも…そういうことでしょ？
ほんと、Aはいっつもそうなんだから
｢…りつ、食べる？｣
｢は、はぁ？それって関節キ…｣
｢？ゼリー！｣
｢…食べる｣
ぶどう味のゼリーは美味しかった
味は美味しかったけど、フラグを折られて涙が出そうになった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏凜 - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2019年7月13日 23時) (
レス) id: fbafaa738e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤月 音 | 作成日時：2019年7月13日 19時
