焦燥する騎士【あんスタ】 (ページ38)

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頭が宇宙に飛んでったページ38

｢最近よくつかさがご飯作ってくれるんだけど、ちょっと申し訳ないんだよね…｣

｢…なんだその口から血吐いた猫｣

｢目玉も立体的で、飛び出て見えるでしょ｣

あのれいさんが口に手を当てるレベルでやばい

血じゃなくてケチャップで書いた口が滲んだだけなんだよね

そろそろ分かってきた

｢れいさん、今度一緒に夜ご飯食べよ。そしたらこういうご飯と目を合わせずにすむから｣

｢朱桜くんは朝昼晩こんなものを作っておるのか？段々あの子が正気なのか疑いたくなってきたぞい｣

｢つかさを侮辱するのは許さない｣

｢朱桜くんというより、朱桜くんの作った弁当を侮辱しておる｣

｢ふふ…♪｣

いつの間に…！全く気配がなかった

さすがあんずちゃん。私を驚かせてくるなんて！

｢あんずだ！うっちゅ～☆｣

｢うっちゅ～☆｣

｢ね、ねぇあんずちゃん。りつとは仲良かったりする？｣

｢…？特に仲良しって訳じゃないですけど、友達ではあると思います♪｣

｢はわわっ！それ絶対起承転結の結あたりで結ばれちゃうやつじゃない！｣

｢おまえ大丈夫か？頭が宇宙に飛んでったか？｣

｢そっくりそのまま返す。頭が宇宙に飛んでくってどういう意味？｣