焦燥する騎士【あんスタ】 (ページ17)

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超超大型巨人ページ17

…よし

まず、俺が教室に向かってAと会う

次に、プロデュースを頼む

…うん。今回はこれだけで良い

そう思って椅子から立ち上がった瞬間、廊下から生徒らの悲鳴が聞こえた

｢うわあああぁぁぁきもっ！！！｣

｢誰がきもいじゃボケナス！ば～かば～か！｣

｢ホッケ～！A先輩ついに頭おかしくなっちゃった！このままだとロッド・レイスみたいになっちゃうよ！｣

｢ひぇっ、顔とかお腹とかがドロドロになっちゃうの！？｣

｢超超大型巨人らしさはないがな｣

あいつら少年マガジン系ほんと好きだね

確かこの前、ま～くんがそんなのを読んでた気がする

｢あんたら何やってんの｣

｢おぉ我が愛しの凛月～♪教室から出てきてくれるとは嬉しいのう…♪｣

｢…A、なんで土下座しながら前に進んでるの？地味に疲れそう｣

｢無視せんでおくれ！？｣

｢かなりしんどい…でも仕方ない。負けは負けだからね｣

ここで助けたら良いかもって思ったのに、本人が認めてるんじゃどうしようもない

無駄に意地張るんだから…

Aの後ろにいる奇人たちの背中を見ていると、どうしてもモヤモヤして仕方なかった