昔ダンボールで寝てたな ページ44
「瀬名先輩」
「ん?どうしたの、A♪」
「送りすぎです」
何故か私が麗に怒られたし
毎日インターフォンが鳴っては、大きいダンボールが家に届いてくる
「この写真、見て!」
「あはは。ダンボールでお家作ったの?可愛いことして…」
「そこは良いから!」
「駄目だ、セッちゃんが甘やかしモードに入ってる…」
「あれはもう手遅れね」
私が何言ってもうんうん頷くだけ
ちゃんと聞いてるの…?
瀬名先輩は急に抱っこ(?)みたいなことをしてきた
「ちゃんと俺があげたカーディガン着てるんだ?やっぱりAはなに着ても似合うねぇ♪」
「うわ、妹を抱き寄せる兄の絵面やば…」
「凛月ちゃん、引いちゃダメよォ?」
「だ、だから…!」
ひえっ、近い…
私は咄嗟にあることを思いついた
「は、離してよ…お、に…」
「鬼?」
「おに…っ、何でもないです!」
お兄ちゃんなんか、やっぱり恥ずかしくて言えない…
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作者名:赤月 音 | 作成日時:2019年4月25日 23時