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大金数えてみる ページ17

「A!!!」

「はいっ!?え、麗ちゃんどうした??」

「ちゃん付けすんな気持ち悪い!それよりこれ、いったいどんな手段で手に入れてきたの!うちはAをそんな子に育てた覚えはないのに〜。しくしく…」

「あの…何が?」

「とぼけんな!たった一日でこんな大金稼げる訳ないでしょ!返してきなさい!」


麗は厚みのある封筒を持っていた

中身を確認すると、私も麗と同様めちゃくちゃ驚いた


「何これ!?い、いくら入ってるの…?」

「数えてみる…やっぱりA数えて!怖い!」

「私だって怖いわ!」


震えながら一枚一枚大切に数えてみると、腰が抜けそうになった


「98、99、100。100万…」

「これ、本物?ほら、よくあるダミーお札みたいなの」

「でも、このキラキラしてるのとか、うっすら顔が見えたり消えたりするのとか、どう見ても本物…」

「本当に覚えてないの?」

「うん。覚えてない…」


このお金、どうしよ…

ひったくり→←お兄ちゃんいないから分かんね



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作者名:赤月 音 | 作成日時:2019年4月25日 23時

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