神さまの気まぐれ陸【あんスタ】 (ページ45)

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告知ありのゲリラライブページ45

時間はあっという間に過ぎていき

今日は水曜日だ

｢あ〜！あ〜！よし！やるよ〜♪｣

｢えっ！？いきなり！？MCとかないの！？｣

｢私にそんなもん求めないで〜？MCとか全然分からんからもうさっそく始めるね〜♪｣

｢ロック過ぎだろ…｣

うわ、あそことあそこがガン飛ばしてる…

返礼祭はこんな風に人を変えてしまうイベントなのか

それを肌身に感じたのだろう

｢くうぅっ…！やばい、興奮してきた…♪｣

｢(人の感情だけで三度の飯ぐらいのエネルギーもらえる人だからな…)｣

｢なんでAはぞくぞくしておるんじゃ？｣

｢さあ…私に聞かれても｣

｢こうはいの『かんじょう』をはだでかんじてるんですよ〜♪｣

いや…しかし…

繋げ方上手すぎないか…！？

｢あー！俺たちの曲だ！トップバッターだよ！やったー！｣

｢くそう、愛も熱意も感じる…パフォーマンスも異常に上手い…｣

｢あはは、氷鷹くんそんなに悔しがらなくても良いのに〜♪｣

｢うぐっ…そ、そこまでだ！！｣

衣更くんの声が、拡声器でグラウンドに大きく響いた

｢うげぇっ！よりにもよって騒がしいUNDEADじゃん！おまえらうるさい！静粛にしろ〜♪｣

｢そう言いながらさらっとペンライト振るなよ！？伏見も！ぐう、この裏切り者〜！｣

｢あはは、まぁ今日ぐらい見逃してあげなよ。次期生徒会長〜♪｣

｢凛月まで来てたのか！？｣

｢Aさんの告知ありの、ゲリラライブだからねぇ…♪｣

確かに告知していたが、いつ始めるかは伝えてなかったな

だから朝からこのグラウンドに集まってる人までいたぐらいだ

｢うおおおぉ！！！！あの短時間で流星隊を完全再現している！！凄い！凄いぞA〜〜！！！｣

｢うるっさい守沢！！耳元で喚くな！！！｣

｢せなっちも十分うるさいからね？｣

…まぁ、いるだろうなと思っていた