3680話 ページ30
✩
｢(あれ？)｣
｢どうしたの、Aちゃん？｣
｢いや…う〜ん、何でもない！｣
｢んん？｣
なんか、見たことあるような…
色々パクっ…引用してるっぽいし、そりゃそうか
｢身体がどろどろになった吸血鬼のいる部屋に、サイコ殺人鬼のいる部屋に、色んな蜂がびっしり詰まった部屋って…うげぇ…｣
｢あはは！この主人公、何したらこんな部屋に閉じ込められるんだか…♪｣
｢そ、そうだよね！ちょっと絵面は受け付けないけど、確かに！｣
｢ほんト、どうしてだろうネ？｣
なんで私の目を見ながら言うんだか…
民謡要素どこいったって感じだけど、今回は割と普通にクリアできてるら嬉しさで特に考えなかった
でも…
｢なんで毎回、クリア方法が誰かに助けてもらう。なんですか？おかげで考えずに脱出できてますけど…｣
｢考えてもどうしようもない空間だからネ｣
｢あはは、脱出できない脱出ゲームって斬新だね…♪｣
｢単発なら面白そうです！｣
｢ウ〜ン…｣
あんまり納得いってないのかな？
なんていうか、ちょっと違うことを考えてそうな感じがする…
｢まぁ良いカ。また次のゲームを持ってくるからネ♪｣
｢｢も、もう結構です…！｣｣
｢ふふっ、楽しみにしてて良いよ…♪｣
｢も、もう良いよ！僕たちは十分楽しんだから！｣
｢そ、そうですよ！なんか日に日に難しいやつ持ってくるし…！｣
二人で猛抗議しても、逆先さんは聞く耳を持ってくれなかった
くそう…今回は楽だったからよかったけど…
次こそめちゃくちゃむずいのとか持ってきそう！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤月 音 | 作成日時：2022年11月8日 19時
