レポート34・心臓に悪すぎる ページ34
Aside
｢ま、待って…凛月くん…！｣
｢可愛い。大好きだよ、A♪｣
｢ひっ…！？｣
｢Aはただ、素直に俺に甘えてれば良いんだから…♪｣
｢…っ！？｣
なんか…すっごく生々しい夢見ちゃった…
が、願望？
私って実は、まさか…そういう事したいとか思って…
｢…え？｣
｢すぅ…すぅ…｣
な、なんで凛月くんがいるの！？
｢あ、あれ…？昨日あの後どうしたんだっけ？？｣
変な夢のせいで、まさか昨日そういう事してたんじゃ…とか
いやいや、それは絶対ないけど！
だって、凛月くんは私のこと興味ないんだし！
｢んん、A…｣
｢ひえっ…！？｣
凛月くんに抱っこされてたから、変な夢見たのかも…
｢はぁ…凛月く〜ん？朝だよ、起きて！｣
｢んん、うるさぁ〜い…｣
｢うるさいって…じゃあ、小さい声で喋ったらいいの？｣
｢…っ｣
｢わっ！？｣
な、なになに！？
急に起き上がったと思ったら、凛月くんに強く押された
朝から心臓に悪すぎる…！
｢…朝ご飯かと思った｣
｢え…？｣
｢冷蔵庫から炭酸持ってきて。ほら、早く早く…♪｣
｢え？あ、うん！｣
私の上から退くと、凛月くんに急かされた
しゅわしゅわしたもの大好きだよね…
｢…｣
凛月くんが真っ赤になってたことは、残念なことに背中を押されてた私はその時気づけなかった
｢あぶな…もう少しで俺…｣
｢凛月くん、炭酸持ってきたよ！｣
｢あ、あぁ…ありがとう｣
｢どういたしまして…♪｣
朝の凛月くんは、弱ってて少し面白かった
…まぁ、さっきは力強くて焦ったけど
ラッキーアイテム
りっちゃん
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2022年3月8日 8時
