玖 ページ10
芦屋「……さん………べさ…ん!
安倍さん!」
大声で自分を呼ぶ声にハッと意識を戻す
安倍「あぁ゛?」
芦屋「うわ、怖!っじゃなくて
早く後ろ向いて下さいよ!」
先生「なんだ小童?Aの体見たって何もいい事ないぞ
なんせヒョロヒョロの貧弱だしな
胸だって[ゴツ あだ!」
Aは先生の顔にストレートパンチを入れた
先生「貴様!怪我人だろう、そんな元気あるなら治療してやらんぞ」
『先生が変態な事言うからでしょ
自業自得…っ!』
パンチを入れたことにより傷が疼き顔を歪めるA
安倍はすまないと顔を晒した
耳が赤くなっていたのは誰も気づかず
先生に患部を露わにされ、薬を塗ろうとしていると
遠くから知っている声が聞こえた
「Aーあんたが人間連れてきたって本当かい?」
中級達と一緒にヒノエが走ってきた
ヒノエ「ひ!Aが2人!?しかも1人は何て姿だい!破廉恥な!
私も混ぜな!」
中級達が見ようとした為ヒノエの鉄拳をくらい安倍達の方で待っている
治療が終わるとゆっくり起き上がるA
ニャンコ先生は猫の姿に戻っていた
ヒノエ「こらまだ動くな」
『いたた…大丈夫だよヒノエ
ありがとう、君たちも、もういいよ』
安倍たちは振り向くと綺麗な微笑みをしたAがいた
一瞬そこに居た全員が顔を赤らめる
ヒノエ「もう!レイコに似てその悩殺笑顔!
襲ってやりたいわ!」
『うぅ゛痛い…ヒノエ…』
ヒノエがAに飛びつき押し倒し
Aは顔を青くしている
先生「やめんか阿呆!」
芦屋「あ!ちょ!き、傷に触っちゃいますよ!」
ヒノエ「なんだよ、人の子、邪魔しないでおくれ!」
更に抱きしめる腕に力を込めるヒノエ
Aは魂が抜けかけそうになっていた
芦屋「って!その子死んじゃう!!」
山中に芦屋の大声は木霊したとか
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、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月7日 22時) (レス) id: 7cb5057192 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シェリー | 作成日時:2018年8月7日 22時