鳥 野 高 校 排 球 部 × ク ー ル 系 マ ネ

#遅刻 ページ2

＊no-side




バレー部には美人でかわいいマネージャーが3人も居るらしい。…羨ましい!!(他部活より)









それは主将のこんな一言から始まった。


澤村「ん？清水。今日はAと一緒じゃないのか？」


普段放課後一緒に部活に来る3年マネの2人だが今日は清水潔子1人だった。
いつもなら


田中「潔子さーん!!あなたに会いに来ましたー!!」


西谷「Aさーん!!あなたに会いに来ましたー!!」


『…!!』


清水「…」


田中西谷が2人に飛びつくという流れから


ﾊﾞﾁｨﾝ!!
(田中が清水に平手打ちされた音)


ﾄﾞｺﾞｫﾝｯ!!
(Aがしゃがんだため西谷が壁に頭打ち付ける音)


というのがお決まりなのだが。


菅原「あれ？ほんとだべ。今日休みか？」


清水「ううん。なんか呼び出されたから急いで行ってくるから先行っててって言われた」


清水の返答により清水、雛セコムである奴らが騒ぎだす。


田中.西谷「「んぬわァにィ〜〜〜!?!?!?」」


清水「…!?」ﾋﾞｸｯ


その様子を見てため息を着く3年生。
セコムを止める2年生。
めをぱちくりさせる1年生。


田中「Aさんが危ない!!助けに行かなければ!!」


西谷「Aさんは渡さん!!」


今にも走っていこうとする2人を必死に抑える縁下。
それを見て頭に手を当てる主将の澤村。


菅原「大地、どうすっべ」


東峰「Aのことだからまた告白なんだろうなぁ」


日向「えっ」


影山「えっ」


澤村「まぁ、さすがに遅いし誰か探しに…」


澤村がそう言いかけた時だった。


ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ


『…遅くなってごめ…』


田中.西谷「「!!!!Aさあぁん!!ご無事ですかぁ!?」」


縁下「あっ！コラ!!」


ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ


『…え』


入ってきた瞬間田中西谷が泣きながら飛びついてきたことでさすがに反応できなかったのか雛もろとも倒れ込む。


ﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻ


澤村「お前ら!!」


『…いたい』


背中を擦りながら雛が上半身を起こす。すると上に乗っていた2人が中に浮き(大地に首根っこ掴まれる)ゲンコツをされた後目の前に正座した。


菅原「ったく、お前らは。…ところでA大丈夫だったか？」


『…?』


目の前に座るうるうるした2人と菅原の言葉に未だ頭にハテナを浮かべる。


清水「…告白されたんじゃなかったの？」


その言葉にやっと理解したように頷いたAは何事もないようにうん、と頷いたのだった。




＊

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