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全員が奇妙な現場に混乱する。
そして、ルフィの誰かに触られたという感触と、ロビンが聞いたという猛獣の声とやらにますます訳が分からなくなる。
そんな中…
『…だれかいる』
…と静かに緊張した面持ちでそういったA。いつものマイペースな様子と打って変わって緊張しているその様子に周りにも緊張が走る。
サンジ「クソ!とにかくここが得体の知れねぇ場所だってことは間違いねぇ。なおさらナミさんたちが心配だ…!!船はお前らに任せたぞ!!」
そう言ってサンジが島へ上陸しようと船の手すりにたち、
サンジ「俺は島へ3人を助けに行ってくる!!」
…と、いってかっこよく船を飛び出した瞬間…
ガッ
サンジ「!?」
何かにサンジは足を掴まれたのか…そのまま船体に…
ビターーーーン!
サンジ「ほげーーーーっ!」
…かわいそうに打ち付けられた。
「「「えーーっ!?かっこわるっ!!」」」
ルフィたちが叫んでいる間にもふよふよとサンジは足から逆さになったまま上がってきてそのまま何かに蹴られるように船に突っ込んだ。
サンジ「どわっ」
なんとか風雅が受け止めたが次は…
ロビン「あっ!!」
『ロビン!』
なにかに捕まりながらも抵抗するように能力を使っているロビンの姿が目に入る。
ガルルルルルルル!!
サンジ「どうした!ロビンちゃんっ!!」
ロビン「…!!何かに…捕まってるっ…!!」
よく見るとロビンの服は濡れていて何かに舐められているよう…。
『…!』
とにかくロビンを助けなければと思い、太ももの横にしまってあるホルダーから二丁拳銃を取り出す。
カチャカチャ
見えない敵に発砲しようとしたその瞬間…
ガッ
『…っ!?』
何かに両腕を掴まれる。
驚いて手を振り払おうとするがそれは叶わず、その代わりなぜかよくわからない沈黙がその敵と続いたかと思うと…いきなり…
「!!…なんて美しい…!!」
『…!?!?』
姿は見えないが目の前から声がした。そして…
「貴様、おいらの花嫁になれ…!!」
『…え…』
…いきなりのことで思考が止まる。
すると…
フランキー「声が…!!」
ルフィ「何ィ…!?」
サンジ「んだとごら…!!」
ゾロ「…!!!!」
それぞれがその声に反応して戦闘態勢に入った…。
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sora(プロフ) - 一輝さん» コメントありがとうこざいます!しばらくまた更新が止まってしまっていて申し訳ないです…。楽しみにして頂けているなんて嬉しい限りです。もう少しお待ちください!また更新をしますので!本当にコメントありがとうございました!(^^) (2020年4月12日 22時) (レス) id: 37902fbb7c (このIDを非表示/違反報告)
一輝 - とても面白かったです続きを楽しみに待っています (2020年4月11日 20時) (レス) id: 61bf71a8cd (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - akithin.さん» こちらこそ、更新をお待ち頂きありがとうございます!またコメントをして下さるとは思っていなかったので嬉しい限りです!これからも少しずつですが頑張りますのでよろしくお願いします(*^^*) (2020年3月14日 0時) (レス) id: 37902fbb7c (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新ありがとうございます!大変だと思いますが、頑張って下さい!! (2020年3月13日 21時) (レス) id: b194a9b2d3 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - akithin.さん» コメント本当にありがとうございます!過去話は特にたくさん悩んで書いたのでそう言っていただけて本当に嬉しいです!近々また更新を再開しようと思っています。更新停止になってしまっており、申し訳ないです…。少しだけお待ち頂けるとありがたいです! (2020年3月6日 6時) (レス) id: 37902fbb7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作成日時:2019年6月23日 2時