＊Snow White 2nd

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風雅に跨り今にも海軍と戦う戦士達に加勢しようとした時だった。


ﾋﾟｸｯ


『！』


3人、こっちにすごい勢いで来るやつがいる。
思わずその場から飛び退く。


すると…


ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ


と、今さっき私がいた場所は地面にヒビが入っていた。


ｽﾀﾝｯ


少し離れた場所に降り立つ。
そしてあと二人いたため確認するように辺りを見回すと…


ｶﾞｷｨﾝｯ


ｿﾞﾛ「俺の相手はお前か」


ﾄﾞｺﾞｫﾝ


ｻﾝｼﾞ「お前の相手は俺だ！」


それぞれゾロさんとサンジさんが相手をするようだ。
あの二人なら大丈夫だろうと視線をこちらに戻す。
他のみんなにも怪我はないようだった…。


そして…相手を見すえた時…


ｻﾝｼﾞ「おい、Aちゃん！そいつ、かなりヤバそうだ!!」


ｿﾞﾛ「俺達はこっちで手一杯になりそうだ!!悪ぃがすぐには行けねぇぞ!!」


二人とも戦いながらこちらを心配してくれている。
驚いて目を丸くしたあと二人と、そしてそれを聞いて心配そうにこちらを見ながら戦うみんなに向けて言う。


『ありがとう。でも平気。私、伊達にこの国のお姫様、やってるわけじゃないから』


麦わらの一味「!!」


皆が驚いたあとほっとしたのを見て今度こそ相手を見据える。恐らくルフィさんの戦ってる相手の次に強い。


でも…


『…悪いけどあなたには負けて帰ってもらう』


CP「ｸｸｸｸｯ、お前ごときが勝てるとでも…？」


CPは仮面の下で不気味に笑う。


『うん』


それに頷く。
すると更に可笑しそうにCPは笑う。


CP「ｸｸｯ！それじゃあ行くぞ。小娘」


『いつでもいい』


私がそういうと…


CP「剃(ソル)」


『…』


一瞬のうちに相手が目に見えなくなる。
けれど、


『武装』


足に覇気を纏わせると後ろを振り向いて思いっきり蹴りをいれる。


CP「ｳｸﾞｯ」


『…狐火』


ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ


CP「!!」


気づいた相手が飛び退くがそんなことも分かっている。そして…


ｶﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ!!


そこには唸る風雅がいる。
そして待ってたと言わんばかりに噛み付く。
…白虎に噛まれたら一溜りもないであろう。


だが、さすがCPと言ったところか、風雅に嵐脚を食らわせるとすぐ様こちらに飛び着いてきた。そして…


CP「嵐脚！」


『…』


嵐脚を放たれるが鬼刀で斬撃を弾いた。


CP「!?何っ!?」


驚くCPに話にならない、と言う顔で私は見つめたのだった…。

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