*57 ページ11
✽
焦りに冷や汗が流れた時…
ナミ「大丈夫よ」
肩にそっと手を置かれる。
驚いて振り返ると…
フワッ
『!』
腕と足からロビンさんの手が咲いた。
それはお母様も同様で…。
ハル「…!これは…」
私とお母様が戸惑っていると…
ガチャッ
『…!!!』
と音がなり…
ガシャンッ
…と手錠と足枷が音を立てて地面に落ちた。
…そう、ロビンさんの手には手錠の鍵が握られていたのだ。
…信じらずに自由になった手と…10年間、死ぬより辛かった紋章から解放され数秒時が止まったように感じられた。
…お母様の方を見ると信じられない、と言うように頬を涙で濡らしていた。
そしてみんなに向き直る。
『…ナミさん…、ロビンさん…、みんな』
思わず零れそうになる涙を堪えた。
すると…
ナミ「さぁ!泣くのは後にしなさい!反撃開始よ!」
と言われ、うなづいて涙を拭った。
天竜人「何!?何故鍵を貴様らが持っているのだえ!?」
狼狽える天竜人に得意げにナミさんは鍵を人差し指でくるんと回すとウィンクをした。
天竜人「!!貴様ら!!わちきの“モノ”を取るなど許さないえ!!10年間のわちきはこの“モノ”のためにあの女で我慢していたのだえ!?」
『…ッ…!』
ズキズキ、と心が痛い…。
思わず下を向いて涙をこぼした時…。
ルフィ「…だから…こいつは物じゃねェって…言ってんだろうがァァァァ!!!!!」
『…!!』
そう言った瞬間隣にいたはずのルフィさんはもう居なくてすごい勢いで天竜人に殴りにかかっていた。
けれど…
ガキィンッ
ルフィ「!」
ロビン「…あれは…!
ルフィさんの拳をCPが阻止した。
天竜人「貴様!今わちきを殴ろうとしたな!?正気かえ!?」
ルフィ「うるせぇ!!俺はお前をぶっ飛ばすんだ!!」
天竜人「…!!」
ルフィさんの目には殺気が宿っていてそれを近くで見た天竜人は恐怖に顔を青くさせた。
そして…
天竜人「わちきはマリージョアの元にいるお父上の元に帰るえ!!あとからその女を必ず連れてくるのだえ!?もし…、その女がいなかったらお前ら首はないと思うがいいえ!!」
海軍「!!」
CP「…!!…了解した」
そう叫ぶと天竜人は何人かの海兵わ連れて先に軍艦で離れていこうとする。
ルフィ「!待てッ!!」
ガキィンッ
ルフィ「!オマエッ!」
だがCPも、もちろんそれを阻止していた…。
532人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sora(プロフ) - 一輝さん» コメントありがとうこざいます!しばらくまた更新が止まってしまっていて申し訳ないです…。楽しみにして頂けているなんて嬉しい限りです。もう少しお待ちください!また更新をしますので!本当にコメントありがとうございました!(^^) (2020年4月12日 22時) (レス) id: 37902fbb7c (このIDを非表示/違反報告)
一輝 - とても面白かったです続きを楽しみに待っています (2020年4月11日 20時) (レス) id: 61bf71a8cd (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - akithin.さん» こちらこそ、更新をお待ち頂きありがとうございます!またコメントをして下さるとは思っていなかったので嬉しい限りです!これからも少しずつですが頑張りますのでよろしくお願いします(*^^*) (2020年3月14日 0時) (レス) id: 37902fbb7c (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新ありがとうございます!大変だと思いますが、頑張って下さい!! (2020年3月13日 21時) (レス) id: b194a9b2d3 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - akithin.さん» コメント本当にありがとうございます!過去話は特にたくさん悩んで書いたのでそう言っていただけて本当に嬉しいです!近々また更新を再開しようと思っています。更新停止になってしまっており、申し訳ないです…。少しだけお待ち頂けるとありがたいです! (2020年3月6日 6時) (レス) id: 37902fbb7c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハル | 作成日時:2019年6月23日 2時