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✽youside
…そろそろ太陽が傾き始め、薄暗くなってきた。
…ゆっくりと目を開けて、固く握っていた手から力を抜く。
そんな時だった…。
ルフィ「あっ!こんなところにいたのかぁ!」
『!?』
いきなりの声に驚いて振り向くとそこにはたくさんの食べ物を抱えた麦わら帽子の彼が立っていた。
『えっと…』
未だ驚いて何をいえばいいかわからなくなっていると…
ルフィ「この墓…、お前の父ちゃんの墓か?」
…と、さっきとは打って変わって真剣な目で彼が言った。少し戸惑いながらもゆっくりと頷く。
『…はい。小さい頃に亡くしてしまいましたが…』
そう言うと、彼は私の隣にドスンと座って目を閉じ手を合わせた。
『…!!』
そしてしばらくすると目を開き私と目を合わせた。そして…
ルフィ「A!俺はお前を必ず仲間にするからな!!」
『…!!』
と言って笑った。
そんな彼にとても戸惑ってしまう…。
自分はあと数日で自由を奪われこの先ずっと天竜人の奴 隷になるのに…。
どうして会ったばかりの私を仲間にしてくれようとしているのかもわからなかった…。
だから…上手く笑えていない顔でなんとかこう言った。
『…えと、少し、考えておきます』
私の表情に少し首をかしげながらも彼はおう!と言って眩しく笑ったのだった…。
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sora(プロフ) - ありがとうございます!!今受験のため更新がこ出来ていなくてごめんなさい(>_<)もう少しお待ちくださると嬉しいです!! (2019年2月22日 0時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - すごい面白くて必死に読んでました!更新楽しみにしてます! (2019年2月20日 18時) (レス) id: cb802c0a66 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!最近忙しく更新ができていなくて申し訳ないです(>_<)空いている時間に更新を頑張るのでまた読んでくださったら嬉しいです(*^^*) (2019年1月25日 21時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 凄く面白かったです!続き楽しみに待ってます!頑張って下さい! (2019年1月25日 12時) (レス) id: caa5a8f062 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - 夏季さん» 本当に申し訳ありません。そしていつも応援して下さり本当にありがとうございます! (2018年12月16日 17時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作成日時:2018年12月1日 18時