キセキの世代幻の７人目はみんなが惚れる美少女！？7

242話 ページ7

景｢筋肉ってのはただつければいいってもんじゃねぇ、それをちゃんと使える体になってねーとな｣


ガラガラ…

全｢終わりました〜ぁ…ゼー…ゼー…｣



景｢お、じゃ練習始める前に本番まで一か月弱…お前らに必要なことを伝えとこう｣

小｢え…！？今走ってきたのは…｣

景｢バァカこんなもんただの下ごしらえだ、リコにお前らの次の相手のDVDを見せてもらった…個々の能力が高く個人技主体の攻撃型チーム、一見お前らのプレーとは対照的なチームだ…が、オレに言わせりゃあっちの方がよっぽどチームプレーできてるね｣


全｢…え！？｣



景｢もちろん奴らはそれを重視してるわけじゃねぇできてるってだけだ…大事なのは１人１人がゴールを常に狙う気持ち、それがあってこその連携だ｣

リ｢…！！｣



景｢ただの仲良しこよしは、チームプレーとは言わねーよ｣

全｢…っ！｣

景｢たとえばそうだな…そこのプッツンメガネ！｣


日｢…(汗｣

プッツンメガネ…



景｢お前前回桐皇戦でドリブルで抜こうとしてたろ｣

日｢…はい｣


景｢それがバカだ｣


日｢え‶！？｣

景｢全国クラスの相手にわざわざ苦手分野で戦ってどーする、それよりお前は外からのシュートだろ…そこのキューティクルサラ男とニャンコ小僧も一応３Ｐは打てるみたいだが…｣



伊｢…(汗｣

キューティクルサラ男！？

小｢…っ(汗｣

ニャンコ小僧!?



景｢打てるだけじゃ、武器には程遠い…そもそもこないだの霧崎戦もお前が始めから決めてりゃもっと楽に勝てた、誠凛の生命線は自分だと自覚しろ…スクリーンを使わなくても１人で決められるようになれ｣

日｢いやでもっ…どうやって？それができないから前ドリブルを…｣

景｢…見せてやる｣

日｢え？｣



景｢おーいサラ男君、パスくれ｣



小｢え！？カゲトラさん自ら…!?｣

福｢できるんですか、バスケ！？｣



木｢…できるどころじゃないさ｣

福｢え？｣

木｢なんたってあの人は昔、全日本の背番号をつけてた人だからな｣


全｢っ！？｣



バシッ…

景｢……｣



キュッ…

日｢なっ…！？｣

遠いっ！？なんで！？

今どうやって…


シュッ…パッ！




景｢…ま、ざっとこんなもんだ、言っとくが今のは早さじゃねぇぞ…お前でもできる技術だ｣

日｢っ！｣



景｢確立された個の力があって初めて、チームプレーってのは最大限活きる…ウィンターカップまでに全員自分だけの武器を身につけてもらう｣

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