白だと思っていた彼女が黒の組織にいることに驚きを隠せない【名探偵コナン】【降谷零】

8話 ページ10

｢お姉さん1人〜？遊ばない？｣

今私は、人生初のナンパというものにあっている。

これがどうにも厄介だ。しつこい。

『彼氏いるんで。』


｢お金あるよ〜いいホテル近くにあるんだけど〜｣


『やめて貰えます？』

さっきお化け屋敷で蹴り入れたし…2回目はさすがに…

｢アガァッ！！｣

『ん？』

そこには、ナンパ野郎をボコボコにした透がいた。


｢護身術が役に経ってないじゃないか…心配したんだ。｣

と飲み物を持ってきてくれた。


『本当に好き…』


｢僕もだよ。怖かったよな…｣

あれ…口調がいつもと違…これが素だよなきっと。


『うん。』

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最後に観覧車に乗った。

まだあんまり探り入れてないからちょっと入れることにしよう。

『さっきちょっと口調変わったよね〜。かっこよかった！』


｢…だって自分の彼女は守りたくなるんだ。つい…ね。｣

そう来るか…

『でもなんか…今の話し方話しにくそうだな〜と思って。』


｢……どうして？僕は安室透。話しにくいなんてことは無いよ。｣


『…なにか…隠してない？』

どうだ？

『！』

観覧車の中で壁ドンをされた。

｢…君こそ、なにか隠してないか？｣

『ふふ…おあいこだね。』

｢…やっぱりか。｣


｢組織のメンバー。コードネームはメアリー。｣


『…知らない』


｢え…｣



『…よく分からないけど…私はあなたのことが好き。それは嘘じゃないからね。』


最初は反応を見て楽しんでいたのもあるけど、あんまりFBI捜査官っていう素性が
バレない方がいいかも…透、秀一のことがあってFBIを毛嫌いしてるみたいだし……

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