同じクラスにはモテ男共がいる

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A「くく、ち.....」


兵助「ん？」


A「膝、退けろっ.....それ、やだっ......」


兵助「あ、これ？」


A「ひぅっ！////」


グリッと膝を押し付けられた。


兵助「ははっ、可愛い声」


A「やめろっ、っのばかっ！！」


兵助「やめて欲しい？」


A「当たり前だろっ！！」


キッと久々知を睨んだ。


兵助「名前」


A「あ？」


兵助「俺の事、名前で呼んでよ。したら、離してあげる」


A「なっ、んで！」


兵助「呼んでよ。ほら、兵助って」


A「っ......」


呼んだら、良くない気がする。


ただでさえ、キスされてんのに......


俺の男としてのプライドもそうだけど、一線を超える。


良くない。俺たちはただのクラスメイトなのに......


兵助「呼んで、A」


A「っ.....へい、すけ......」


兵助「もう一回」


A「っ、兵助！！これでいいだろ！！もう離れろ！！」


ぐいっと久々知の胸を押し返した。


兵助「これから、そう呼んでね。A」


A「ひぃっ！！」


ツツ....と背中をなぞり、耳に息を吹きかけた。


兵助「また明日、A」


俺に手を振って、久々知が帰っていった。


A「っ〜〜〜〜っっ！！！！」


うがぁあっ！と頭を抱えて、しゃがみ込んだ。





明日、休みてぇええぇええええ！！！！！

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