. 東卍メンバーさんE組になりました ３

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イリーナせんせーと烏間せんせーを引っつけようと皆が頑張っている中、携帯を触ってソファーにもたれかかっていた。


竜胆｢肋痛くねぇの？｣


｢んぁ？

あ〜特に痛くないかなぁ〜
鎮痛剤飲んだし〜｣


グラスに入ったオレンジジュースをストローで飲み、チラリと外を見ると皆楽しそうで。


蘭｢行かなくていーの？｣


｢興味ないも〜ん｣


机に置いてあるフルーツを食べて私は再び携帯に目を戻す。


ビュンッと風が来たかと思えばせんせーが目の前の椅子に座っていて。


蘭｢あはっせんせー面白いねぇその気持ちわりぃー触手｣


殺｢にゅや！気持ち悪くありません！｣


蘭ちゃんはケラケラと笑い、せんせーの触手をぷにぷにと触った。


｢んで？また説教でもしに来たの？｣


竜胆｢なに、怒られたのか？｣


｢まぁ〜ね｣


殺｢お兄さん達がいるのなら少しお話をしておこうかと思いまして。｣


何を言っても蘭と竜胆も私と同じことを言うだろうに。


そう思いながらグラスを手に取ってストローでオレンジジュースを吸い上げる。


｢昨日で話終わらせてほしいんだけど
わざわざ二人に話すことは無いでしょ｣


蘭｢何言うのか知らねーけどさ、

Aがしたいことは俺ら何も口出さねぇから。
東卍抜けろとも言わねぇし、喧嘩すんなとも言わねぇ。

てか俺らが言えた口じゃないしな〜｣


殺｢お家によってそれぞれかとは思いますが、中学生でこの怪我の量は見過ごせません、

ましてやAさんは女の子ですよ｣


竜胆｢別に本人が気にしてねぇんだからいいだろ

なに、せんせーは東卍抜けてほしいの｣


何度何を言ってもこの2人は変わらない。


それは私が1番知っている。


蘭｢おもしれ〜せんせーは好きだけどさぁ〜

そういうのめんどいわ
女だから何？
AはAだし

中坊で女だからこんなに怪我作ったらダメなわけ？
だったら中学生に暗殺させようとしてる防衛省とかせんせーもやばいでしょ｣


蘭ちゃんは笑ってせんせーを見た。


せんせーの言ってることは世間一般的に当たり前で、


それが正しいこと。


でも私達からしたらそんなことどうでもいい。


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