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近くの喫茶店に入るが常連客しかいないような、そんな喫茶店。
「紅茶と珈琲で」
店員に伝えてから空いている席に腰を掛けた。
中田「徳田さんは何故雄英に?」
「あの子達の護衛よ」
中田「護衛......
何処かの組織に入ったんですか?」
「ヨコハマの武装探偵社よ。
逃げ出した時に元マフィアの幹部、太宰治に助けられた。」
店員は直ぐに紅茶と珈琲を持ってきてくれて。
お礼を言ってから私は一口だけ紅茶を飲む。
中田「あの、その傷は.....」
「ヨコハマの白鯨の事件覚えている?」
中田「あ、はい。
マフィアも関わっていたと聞いているのでよくニュースを見ていました。」
「その事件の時私はヨコハマに戻っていた。
こっちに戻ってくるために必要なものを買っていたらヒーロー殺しと遭遇してね。
油断して切られちゃったの」
中田「ヒーロー、殺し......
でも個性は効かないはずじゃ、」
「個性が効かなくてもナイフでは切られるわ」
中田の事はよく覚えている。
私の資料作成もよく手伝ってくれていたし、練習の時も他より優れていた。
マフィアでその姿を見なかったからどうしたものか、と思っていたがまさかヒーロー科に居たなんて。
「てゆうかよく私だと気づいたわね、
こんなに仲良く包帯を巻いていると言うのに。」
中田「貴方様の包帯姿はよく見ておりました。
徳田さんの後ろを追っていたんです、自分は。
直ぐに気づきましたよ。」
こんなにも慕ってくれている人が居たのか、
私は紅茶を飲み、外を見る。
車が行き来し交通量も多い。
「私の父は昔マフィアの構成員だった。
貴方と同じようにマフィアを抜け、ヒーローの道に進んだ。」
急に話し始めたからか、中田は不思議な顔をしていて。
「私が小学生六年の頃、マフィアに殺されたわ。
表の理由はマフィアに異能力者の私を売り、必要のなくなった親を殺す、
でも本当の理由は別だった。
父がマフィアだった事はつい最近知ってね、
それでなんで殺されたのかが納得出来たの」
なんでだと思う?と中田に聞く。
父と同じような道を進んでいる彼。
そうなって欲しくないから、
私は答えを教えてあげる。
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カロ(プロフ) - なるほど!すみません理解不足でした。ご説明ありがとうございます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - カロさん» 説明不足でしたね、すみません。ソファーの所に生徒が居ないだけであって、同じ空間には居る、という表現で書かせて頂きました。コメントありがとうございます! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
カロ(プロフ) - な、なぜみんな追い出したのに瀬呂がいるんですか? (2019年12月16日 21時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
@草 - ノアさん» 笑 まぁどっちにしろ書いてくださるらしいので気長に待とう (2019年12月13日 18時) (レス) id: 9ed73e661c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ノアさん» もしご希望のお話じゃなくとも、いつかは書くつもりでいるのでご心配なく! (2019年12月13日 15時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月29日 7時