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チッと舌打ちをする勝己。
皆は頭の上にハテナを作っていて。
中田「徳田さんのお鞄お持ち致します。」
勝己は渋々鞄を渡していて。
八百万「Aさんは中田先輩とお知り合いなんですか?」
「あぁ......言っていいの?」
中田「昔の話です、徳田さんも彼らにお伝えしているのなら」
「......
彼は“昔にヨコハマで知り合った人”よ」
何処で誰が聞いているのかは分からない。
だからあえて分かりにく言う。
だけれど彼らなら分かる。
皆息を飲んで。
「てかあんた、どうやって抜けてきたの?
よく殺されなかったわね。」
中田「徳田さんが抜けたあと騒ぎがありその間に自分も。
同じようにやめた人間は多いですよ。
まさかここで会えるとは思ってませんでしたけど。」
「取り敢えず来年にはヒーローになるあんたに言えることは一つ。
殺されないようにする事ね。
取り敢えずこっちで手は打つけど殺される殺されないは中田、あんたの実力次第よ」
ジッと見つめると中田は強く頷いて。
「ま、取り敢えず昔話したいから何処かのお店に行きましょうよ、
あ、こんな包帯だらけの人と出かけたくない?」
中田「いえ!また出会えたことに感謝をしたいぐらいですので.......
どんなお姿でも着いていきます。」
私は小さく笑ってじゃあ行こうか、と歩き始める。
「皆はまたあしたね〜」
軽く手を振ってから学校から出て近くの喫茶店に。
こんなところで元部下に会うとは。
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カロ(プロフ) - なるほど!すみません理解不足でした。ご説明ありがとうございます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - カロさん» 説明不足でしたね、すみません。ソファーの所に生徒が居ないだけであって、同じ空間には居る、という表現で書かせて頂きました。コメントありがとうございます! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
カロ(プロフ) - な、なぜみんな追い出したのに瀬呂がいるんですか? (2019年12月16日 21時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
@草 - ノアさん» 笑 まぁどっちにしろ書いてくださるらしいので気長に待とう (2019年12月13日 18時) (レス) id: 9ed73e661c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ノアさん» もしご希望のお話じゃなくとも、いつかは書くつもりでいるのでご心配なく! (2019年12月13日 15時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月29日 7時