猫が6匹 ページ7
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次の日。
さて部活行くかぁと行ったら今日はバスケ部は無いと言われ。
バスケ部あるつもりであややと萌歌には先に帰ってもらっちゃったし、仕方無いから一人で帰るかと欠伸してた時の事。
『……あ、つーかバスケ部って基本毎日だよね……モデルとの両立どうしよ……』
うーん、唸っていたら何やらあたしの前方に人影。
あの後ろ姿は……赤司君(弟)と小高波音!
そだ、あの二人にモデルとの両立のため定期的にバスケ部休ませて欲しいって頼んでみよっかな。
『ねぇ〜……、?』
となれば急いで声をかける。
が、あたしの声は届かなかったのか二人は教室に入って行った。
……?バスケ部は今日無いんしょ?
てか空き教室じゃね?そこ。
何の用……?
気になったあたしも、空き教室に近付いてみる。
すると突然、ドンッと音がした。
『?!なになになに……!』
慌てて空き教室のドアに手をかけると、ドアの窓から見えたのは……
壁に押し付けられている小高波音と、押し付けている張本人、赤司征十郎だった。
『……え?』
瞬間、赤司征十郎が小高波音に顔を近付ける。
それがキスだと分かったのは、小高波音が赤い顔をしていたからだった。
二人は一度唇を離すと、今度は赤司君が小高さんの顎を掴む。
もう一度、キス。
すると小高さんが、力が抜けたのか壁に沿って床に座りこんだ。
それを追って、赤司君も……小高さんを押し倒している。
『ッ?!』
目の前の光景が信じられない。
小高さんは眼鏡を取られ、制服のリボンを外され、遂にはシャツのボタンまで……
……意外と胸ある……ってそうじゃねーよ!!!
な、ななななにしてんのあいつらこんな学校で?!?!
わたわたしてたら、とろけた顔をしている小高さんと目が合った。
赤司君は後ろを向いているから、あたしの存在に気付いてない。
『あっ……、ぅ、〜ッ!!』
だッと駆け出した。
何何何何?!?!
……すました顔して、あいつら二人共やる事やってんじゃん!!!
しかもここ学校!
難易度高い奴!!!
『……あたしには、刺激が強すぎるよ……』
もう訳分かんない!!
あたしはモデルとの両立の事とか何もかも今の一瞬で忘れて。
こういう時は、祥吾に電話だ!
家に帰って、東京に居るあたしの幼馴染みに電話した。
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神崎セルザ@新垢2(プロフ) - 琉雨柴衣さん» 見える……見えるぞ……!夢主が赤司様達に虐められている未来が!笑 って事でこれから先はどんどん全面的に赤司様のドSぶりを出していこうと思っています笑 楽しみにしててください(*´∇`*) (2018年10月14日 17時) (レス) id: 153d28bbbb (このIDを非表示/違反報告)
神崎セルザ@新垢2(プロフ) - リーフィアさん» 遂に夢主が覚悟決めましたね笑 もう言う事言っちゃったんできっとすぐさま赤司様達に虐められる事でしょうメシウマ!← これからどんどん甘々ドSな展開にしていきたいと思ってます!笑 (2018年10月14日 17時) (レス) id: 153d28bbbb (このIDを非表示/違反報告)
琉雨柴衣(プロフ) - きた!きた!きたよーー!このあと気になるぅぅぅ!更新待ってます! (2018年10月9日 21時) (レス) id: e226742df6 (このIDを非表示/違反報告)
リーフィア(プロフ) - ついに言ったあああああ!ここから赤司様たちのどう攻めが来るのか!?wktkして待ってます!とても面白いです頑張ってください! (2018年10月8日 21時) (レス) id: 606d72632f (このIDを非表示/違反報告)
神崎セルザ@新垢2(プロフ) - ミユさん» そんなに褒めて貰えるとは……?!嬉しいです!ありがとうございます!笑 私の作品は殆ど夢主の特徴は細かく設定していないので、個人個人で自分好みな夢主を好きなように想像しちゃって下さい笑 !!応援ありです!これは頑張らなくては……!笑 (2018年9月30日 16時) (レス) id: 153d28bbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神崎セルザ@復帰しました | 作成日時:2018年7月29日 16時