22.パソコンを使いましょう。 ページ23
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桃井side
しばしの沈黙の後。
我に返ったきーちゃんが喋る。
「あれ？何で海常に桐皇のキャプテンさんと青峰っちと桃っちが……？お使いとかッスか？」
「な訳ねーだろ、つーかここ海常でもねーし。」
「うーんと、海常さんらは今来たばっかりって事で……ええんかな、」
パソコン室から出て行こうとするきーちゃんを今はダメ！と抑えて鍵をかける。
外にはあのクマさんが居ると思うし。
そしてただただ疑問を抱く3人を一回落ち着かせて床に座らせると、私達の現状説明会が始まった。
「……つまり、ここは小学校で」
「変な化け物がいっぱい居る……って事ッスか？」
「そうだな。リアルバイオな」
「……いやいや騙そうとしたって無駄ッスよ？青峰っちもバイオハザードの見すぎっス」
「信じられないだろうけど、そうなの！だから今はダメ、出ないで！」
「……まぁでもここが海常じゃないのは何となく分かる、こんな部屋無いしな……」
少し省略した説明に、笠松さんがパソコン室を見渡して言う。
良かった、笠松さんはどうにか理解してくれたみたいだ。
「女の子の化け物も居たの？」
「え？えっと……Aは美少女だったって言ってましたけど……」
「笠松！！」
「何で俺を見る、しばくぞ」
「まだ何も言ってないのに！！」
「……はぁ、森山のバカはほっといて、化け物に追いかけられてるからまだ出るなって訳か」
「そうです。」
何故か興奮している森山さんを抑えつつ、ドアごしに廊下の音を聞いて状況を確認してみる。
……ウッヒョー、ウッヒョー、……
「……まだ近くに居んのかよ、あのウッヒョー野郎」
「ウッヒョー野郎？！何スかそのふざけた名前」
「あれに追いかけられてたんだよ、包丁持ってるクマな」
「クマ？！な、何か異次元みたいな話ッスね……」
首を傾げるきーちゃん。
信じられないのも無理もない。
私がきーちゃんの立場だったら信じないもん。
自分の目で見ない限りは。
けど、廊下に出れば嫌でも知ることになるから。
見ることになるから。
だから、今は信じられなくてもいい。
とりあえず今は、パソコン室に何か手がかりが無いか調べないと。
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二階堂嗹哉(プロフ) - ちーちゃん先輩（千尋先輩）分かってますね！あれすげぇ！自分も学校走りたくなってきた！！←帰宅部 (2018年8月17日 23時) (
レス) id: 457093c9f7 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 私の学校生徒会ありますよ!!生徒会...児童議会なんですが、あれには嫌な思い出しかない...; (2017年8月21日 22時) (レス) id: 0e337993f1 (このIDを非表示/違反報告)
神崎セルザ@復帰しました(プロフ) - エコロさん» あー……私の友達が吹奏楽部だったなぁ……とか思ったり笑 放送室に居たのは一体誰だったのでしょうか？笑 (2017年1月5日 9時) (レス) id: 98008e40b1 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 神崎セルザ@復帰しましたさん» うん(笑)会いたい〜
これ真面目になんだよね(笑) (2017年1月2日 0時) (携帯から) (レス) id: c4b4c5b1a0 (このIDを非表示/違反報告)
エコロ - か、感覚で…ですか。小4の時吹奏楽部に入ってたんですけど…すぐ止めたんですよ…(主人公どうなるんだよ…アナウンスェ…) (2017年1月1日 19時) (レス) id: 02a216e2f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神崎セルザ@復帰しました
| 作成日時：2016年11月6日 18時
